【大会出場の「足」確保で支援】
 2010年6月9日付

 士別市は本年度から、市内の児童・生徒らが各種大会に出場する際、その移動手段として使用するバス等にかかる費用の一部を助成する児童・生徒大会参加交通費助成事業を実施している。少年団や中学校の部活動などスポーツ系団体の活動が盛んになる時期を迎え、この助成事業の利用も徐々に増えてきている。

 本年度から実施している児童・生徒大会参加交通費助成事業は、牧野勇司市長のマニフェストに掲げている事業の一つ。

 市内の小・中学生の文化・スポーツ活動を推進するために、全道大会をはじめ管内大会、地区大会など道内で行われる各種大会等に出場する際、市が指定する業者の輸送車両を使用する場合において、その費用の一部を助成するもの。

 対象となるのは市内小中学生のスポーツ少年団、文化団体、中学校の部活動など。
 市と指定業者が輸送距離(往復)、使用する車両の種類で料金を契約しており、車両運賃の3分の2を市が助成することになっている。

 例えば51〜120`以内で指定業者の大型・中型バスを使用した場合、3万5千円の料金が設定されており、そのうち2万3千円を市が助成し、団体の負担分は1万2千円になる。
 輸送については日帰りを基本としており、1団体につき年2回以内の利用回数となっており、そのうち241`を超える利用回数は1団体年1回となっている。

 児童・生徒の文化・スポーツ活動が盛んになるにしたがい、道内各地の大会等に参加する機会も増えてきている。

 これまでは、保護者が車を出しあったり、それぞれの団体でバス等を手配して大会等に出場していた。
 ピークシーズンともなれば、毎週のように市外へ遠征する団体もあって、保護者からは「送迎用車両の手配などに苦労している」との声も多く聞かれていた。
 事業を開始してからすでに市教委には10件の申請が出ている。

 スポーツ系団体の活動が盛んになってきていることから、これまで申請のあった10件はいずれも中学校の運動系部活動団体。

 「これから中体連や少年団の各種大会が行われることもあり、この事業の申請はもっと増えてくるのでは」と市教委ではみている。
 児童・生徒大会参加交通費助成事業に関する問い合わせ・申請は、士別市教育委員会(23−3121)にするとよい。