【市議会:改革推進で特別委員会設置】
 2010年6月10日付

 士別市議会は、議会改革を推し進めていくため、その議論の場とする議会改革特別委員会の設置を、各会派の代表者会議で確認した。実際には9月の市議会定例会で設置する見込み。「改革すべきこと、できることをしっかりと議論していくことで、透明性を持った議会活性化を図っていきたい」と山居忠彰市議会議長は話している。

 議会改革については、現議会の改選前に議会改革会議を設けて論議を行ってきていた。
 議会改革会議では議員定数や議会基本条例、さらには常任委員会の活性化、議会答弁の簡略化など、14項目の議会改革内容について論議していた。

 ただ、改選前の議会改革会議は副議長を座長とした各会派の代表者が会議のメンバーで構成し、会議は非公開で行われていることに加え、2人削減とした議員定数についても市民の十分な理解が得られていない状況だった。

 さらに、議会基本条例の制定については、市が策定を計画しているまちづくり基本条例(仮称)に包含するとの方向性を出していたが、今回の改選で当選した議員のなかには「議会基本条例は独自に制定が必要」とする声が多くなっている。

 こうしたことから、改選後の新たな議会において議会改革について十分に検討・論議していく必要があると、各会派の代表者会議で議会改革を議論する特別委員会の設置を確認した。
 設置する議会改革特別委員会については、その構成や議論すべき項目など詳細について今後検討する必要があることから、今の段階では9月の市議会定例会で設置する見込みとなっている。

 山居議長は「正式に特別委員会を設け、その議論の過程を公開しながら、市民に議会の取り組みを見てもらえる透明性を持った活動を行っていきたい」としている。

 市ではまちづくり基本条例の策定スケジュールがすでに示されており、議会としても議会基本条例をどのように扱っていくのかについて、早い段階での判断が求められている。

 このことについては「まずは、改選前の議会改革会議で示した考え方について、それでいいのか、独自の条例が必要かを論議していきたい」と山居議長は話している。

 また議員定数や議員報
酬なども、特別委員会での検討項目となることも十分に考えられる。

 「議会改革は永遠のテーマ。だからこそ改革すべきこと、できること、そして何が必要かをしっかりと論語していきたい。こうした論議を行っていくことが、議会の活性化にもつながっていくはず」と山居議長は今後の論議に期待をかけていきたいとしている。