【和寒中学校校舎:跡地利用検討委を設立】
 2010年6月13日付

 和寒町役場で11日、第1回和寒中学校跡地利用懇話会が開かれ、今年3月に閉校した旧和寒高校校舎に移転する和寒中学校の現校舎について、その活用の方向性などについて話し合った。中学校校舎は耐震診断や補強をすでに実施しており、今後は町ホームページでも公募を行い、町内外に広く活用の呼びかけを行っていく。

 旧和寒高校は公立高校再編計画によって08年度から生徒募集を停止し、今年3月31日で閉校した。
 閉校後の跡地利用については昨年、和寒高校跡地活用懇話会を設立し、中学校としての活用が望ましいとの意見をまとめ、町に答申した。
 高校校舎は道教育委員会から無償譲渡され、外壁改修や内部改修を実施、2学期終了後に引っ越しを行い、3学期から授業を開始する予定となっている。

 中学校跡地利用検討委員会は移転後の現中学校校舎の跡地利用を検討しようと町内の各団体や有識者ら13人の委員に委任状が交付された。
 はじめに伊藤昭宣町長が「60年の歴史ある和寒高校の閉校は残念だったが、昨年の懇話会で中学校としての活用がふさわしいという結果となった。今後の中学校跡地の活用について皆さんの知恵を借りて一定の方向性を見出したい」とあいさつした。

 検討委員会の委員長には川江和男氏が選出され、これまでの経緯や学校施設の概要などについて説明を行った。
 和寒中学校校舎は1972年(昭和47年)建築の鉄筋コンクリート造3階建てで、第1体育館(74年建築)と第2体育館(83年建築)を併設している。

 91年には校舎の大規模改修を実施、07年には耐震診断の結果をふまえた補強工事も実施している。
 グラウンドやテニスコートなどを含む敷地総面積は5万8000平方メートルとなっている。

 希望があれば学校用地向かいの教員住宅や野球場跡地についても対応していきたいとしている。
 委員からは「全体で貸すのか、教室ごとに貸すのか」、「札幌や東京など各地の和寒会や、同期会の際などに情報を提供しPRしては」などの意見が出されていた。

 今後は町ホームページでも利用募集のページを設置し、広く周知するとともに、町政懇談会などでも跡地利用の意見を集めてたいとしている。