【町立病院:昨年に続き黒字】
 2010年6月24日付

 和寒町議会第2回定例会が22日に開会し、一般質問と議案審議を行った。
 定例会では会期を23日までとし、伊藤昭宣町長が行政報告を行った。
 09年度の病院を除く各会計の決算状況は5月31日の出納閉鎖の結果、一般会計をはじめ、各会計ともに黒字決算となったことを述べた。
 09年度の町立病院事業会計決算では、患者数が入院と外来あわせて前年度より2019人減の2万9377人となった。
 これは長期投薬患者の増加に伴う外来受診の減が影響していると思われる。
 収支では医業収益が前年度比約263万円の減となったものの、予防接種や健診などによる収益が増え、支出でも経費の削減を行った結果、経常収支で2751万円の黒字となった。

 続いて行われた一般質問には3人が登壇した。
 はじめに登壇した佐々木広行議員は和寒町の口蹄疫防止対策などについて質問。

 伊藤昭宣町長は1市2町の関係機関との対策会議を実施したことや、町内19戸の酪農家消毒薬などを配布し、役場庁舎など町内15施設でも消毒用の石灰やマットを設置したことを述べ、今後はイベントなどでも消毒を徹底していきたいとした。

 続いて登壇した石田利美議員は町営バス路線のデマンド交通化などの方向性について質問し、伊藤町長は「他市町村の事例などを調査し、和寒町にふさわしい交通体系としたい」と述べ、地域公共交通連絡会議を設置して検討していきたいと述べた。

 最後に登壇した酒向勤議員は4月に開館したこども館事業の利用状況や今後の進め方などについて質問した。
 こども館で実施している児童館事業では昨年より20人ほど多い54人が児童が登録しており、1日平均27人が利用している。

 利用増には児童館の移設と利用時間の延長の効果が現れているとし、子育てサロンでは隣接する保育所と連携で未入所児との交流なども実施していきたいとしており、アンケートを実施するなどして利用しやすい施設を目指していきたいとした。

 議案審議では町表彰条例の一部改正や財産の貸付など16議案を審議した。

 表彰条例の一部改正では、善行表彰と功労表彰に加えて新たに「ふるさと永住功労表彰」を設け、満80歳以上で和寒町に60年以上在住した人を表彰するもの。

 財産の貸付では和寒町賃貸住宅建設促進事業で、町有地約964平方メートルを町内業者に貸し付け、1棟4戸を建設する予定となっている。