【汚水処理人口普及率:3万人以下の市で道内2位】
 2010年6月27日付

 09年度における道内各市の汚水処理人口普及率がまとまっているが、それによると士別市の汚水処理人口普及率は道内35市中で16位となっている。ただ3万人以下の都市では2位の普及率で、下水道をはじめ集落排水・個別排水事業が市内全域にわたり推し進められていることがうかがえる。

 道内全市の汚水処理人口普及状況は国道交通省、農林水産省、厚生労働省の補助を受けて実施した下水道事業や農業集落排水事業、さらには個別排水事業など09年度末における実施状況を市が独自に調査したもの。

 それによると、士別市の下水道処理人口は1万7511人で下水道普及率は78・28%となっている。
 また農業集落排水事業の整備人口は1014人で、整備率は4・53%。さらに合併浄化槽などの個別排水については12・93%の普及率となっている。
 下水道事業、農業集落排水事業、個別排水事業などを合わせた汚水処理人口は2万1417人で、その普及率は95・75%となっている。
 この汚水人口普及率は全道35市のなかで16位となっている。

 ただ都市部については、集中的に事業を進めてることで効率的な整備を進められることから、上位は10万人超す都市部が占めている。

 士別市の行政面積は道内35市中で4位とかなり広く、市建設水道部上下水道課では「都市部が上位を占めるなかで、広い行政面積を有する士別市が道内各市のなかでも中位に位置していることは、生活環境整備がかなり進んでいるといえるのでは」と見ている。
 また3万人以下の都市のなかでは、歌志内市の98・75%に次ぐ2位になる。

 士別地区での公共下水道事業は61年から始まり74年に供用を開始ししてる。
 排水区域認可面積は668・8ヘクタールで、昨年度までに費やしてきた公共下水道関係の建設事業費は152億1705万円にも達する。
 朝日地区では特定環境保全公共下水道事業として94年に事業を開始。

 排水区域認可面積は98ヘクタールで、00年3月に供用開始となっており整備事業費は3億4160万円となっている。

 また農業種裏排水施設事業は78年から83年にかけて上士別地区で、93年から98年にかけて多寄地区94年から98年にかけて中士別地区で実施。

 さらに個別排水事業も計画に進めてくるなど、市民の生活環境整備を積極的に進めてきている。

 市上下水道課では「士別市は天塩川の最上流部に位置しており、汚水処理についても積極的に取り組んでいくことが大切」と話している。