【朝日町合併特例区:来年3月で解散】
 2010年7月1日付

 朝日町合併特例区協議会が29日、士別市朝日総合支所で行われた。この日の協議会では来年3月末で開催する合併特例区の、解散後の処理事務などについて協議した。合併特例区で実施しているほとんどの事業については、士別市が継続して実施していく考え方を示した。協議会としては次回の会議で開催後の処理事務について意見を集約することにした。

 この日の合併特例区協議会では09年度の特例区事務について報告。
 さらに合併特例区開催後の処理事務について、地域交流施設についてを議題として協議した。

 合併特例区は、合併市町村において合併後の一定期間、一定の事務を処理することによって合併市町村の一体性の円滑な確立に資すると認めるときは、合併特例区を設けることができると、市町村の合併の特例等に関する法律で、その設置が認められているもの。

 旧士別市と旧朝日町が合併して誕生した士別市においては、08年3月に朝日町合併特例区が設けられた。
 設置期間は5年間となっており、来年3月31日には設置期間の期限となるため、朝日町合併特例区協議会は開催することになっている。

 合併特例区の処理事務はサンライズホール自主企画事業、各種スキー大会の開催、あさひじゃんじゃんジュビリーの開催、朝日パークゴルフ場の運営および施設の維持管理、団地内通路除雪事業補助、市街地大通の除排雪、瑞穂獅子舞保存会への補助、植樹祭の開催など18事業となっている。
 協議会では合併特例区解散後のこれら事業について、市としての考え方を示していた。
 団地内通路除雪事業補助に関しては市内にある他の団地との平等性から継続は難しいとした。

 合併特例区広報の発行については、総合支所だよりとして発行していくとした。

 また合併特例区で設けているホームページについては、市のホームページに内容を移す考えで、瑞穂獅子舞保存会への補助は09年度以降実施していないこともあり、今後は状況に応じた補助のあり方を検討していく考えを示していた。
 このほかの事業については、市として継続していくことで検討していきたいとしていた。

 合併特例区で行っている事業の多くは、旧朝日町から独自に実施していた事業が多く、協議会委員からは「合併特例区に変わる組織を設けることはできないか」や「これまで以上の内容で事業の推進を図るべき」などの意見が出ていた。

 特例区協議会としては秋ごろに開催を予定している次回の協議会で、合併特例区開催後の処理事務について、協議会としての意見を集約することにしている。

 また来年春にオープンを予定している地域交流施設に関しては、その使用料についても協議会で意見を聞いたが、これについても次回の協議会で素案を示して意見を聞くことにした。