【ドクターヘリ招き講習会】
 2010年7月14日付

 地域住民が緊急時の応急処置などを学び、さらにはドクータヘリへの理解を深めてもらおうと、温根別地区で12日に救急救命講習会が行われた。講習会には旭川赤十字病院からドクターヘリが飛来し、参加者が機内の医療設備などを見学したほか、同病院の住田臣造副院長による講話なども行われた。

  道北のドクターヘリは昨年10月から活動を開始しているが、士別地方消防事務組合管内の消防署と消防支署ではドクターヘリの出動要請に備えて、1市2町内にドクターヘリが離着陸できるランデブーポイントを設定している。
 このうち温根別町は6ヵ所のランデブーポイントを設けている。

 今回の講習会はドクターヘリや救急車が到着するまでの的確な応急処置を学んでもらおうと、温根別自治会連絡協議会と士別市消防団温根別分団の主催で開催した。
 講習会では心肺蘇生法や止血法のほか、応急処置などを学んだ。

 このあと道北ドクターヘリの基地病院となっている旭川赤十字病院の住田臣造副院長が、ドクターヘリの役割などについて講演。

 ドクターヘリ内に装備している医療機器や、出動から患者搬送までの流れなどを、写真を使いながらくわしく説明した。 住田副院長は「ドクターヘリの利点はいち早く医師や看護師を現場に投入し治療を開始できること。ヘリには病院内の集中治療と同程度の医療設備を備えており、高度な治療が可能となっている」と話していた。

 講演後には実際にドクターヘリが温根別中学校グランドに飛来し、講習会の参加者のほか町内の保育園児や小中学生らも見学した。
 ドクターヘリを招いた講習会の開催は、士別地方消防事務組合管内で初めて。

 参加者は機内の医療設備を見学したほか、実際に座席に座ったりしながら機内の様子を確認。

 さらに機長や整備士に、出動から患者搬送までの流れなどの説明を受けていた。