【市の新規職員採用、5年連続2ケタ台】
 2010年8月6日付

 士別市は2011年度採用予定の職員採用試験を9月に実施することにしており、現在その募集を行っている。11年度については一般職、専門職合わせて14人の採用を予定している。退職者の補充を基本としているが、ここ数年は定年退職者が多いことから10人を超す新規職員の採用は07年度から5年連続となる。

 士別市は職員適正化計画を策定し、06年度から職員数の削減に取り組んできている。
 適正化計画を策定した06年4月1日現在の職員数は407人だった。

 当初は定年退職補充として、定年退職者の8割程度の新規採用を計画していたが、実際の採用は7割程度としてきた。
 そのため職員数は今年4月1日段階で、この時点における適正計画数386人を大きく下回る359人となり、すでに計画達成年である11年4月1日段階の384人も下回る状況となっている。

 団塊の世代が大量に定年退職を迎える時期と重なったことで、市では07年度以降10人を超す職員の採用を行ってきている。
 その後も2ケタ台の新規職員の採用が続き、9月に採用試験を行う来年度については一般職で11人、保育士で2人、管理栄養士で1人、合計14人の新規職員の採用を予定している。
 来年度も10人以上の新規職員を採用するとなれば、5年連続で2ケタ台の採用数となる。

 基本的には退職者補充として新規職員を採用するが、定年退職者は本年度で13人、来年度で14人などとここしばらくは10人以上の定年退職者が予定されている。
 さらに06年4月から昨年3月までに退職した職員は100人を超しているが、その3割が自己都合によるもの。
 こうした状況から、当面は市職員の新規採用も10人を超す数で推移していきそうだ。

 進学・就職のため若い世代が士別を離れていってしまう現状で、市が2ケタ台の職員を採用していくことは、若い人たちの地元定着という点で大きな効果を生みだす期待が持ている。

 また昨年度の採用試験では社会人枠ももうけたが、2人の採用予定に60人も受検者が集中したことから、本年度についてはその数を当初から定めることなく、全体枠のなかでの採用を考えていきたいとしている。
 市職員採用試験の受験手続きは27日まで受け付けている。試験日は9月26日となっている。

 市職員採用試験に関する詳しい問い合わせは士別市総務部総務課職員担当(23−3121)にするとよい。