【体力づくりのサポートで運動習慣化を】
 2010年8月22日付

 士別市総合型地域スポーツクラブ運営委員会と士別市体育協会は、2008年度から「健康・体力づくりサポート事業」に取り組んできている。この事業は普段の生活のなかでスポーツを継続的に実践してもらうことで、市民の健康増進意識を高めおうというもの。今後も定期的にセミナーなどを開催し、市民の日常生活における運動の定着化を目指していくことにしている。

 総合型地域スポーツクラブ運営委員会と体育協会が行う健康・体力づくりサポート事業は、市民一人ひとりの健康や体力づくりに対する意識を高め、日常生活のなかで手軽にスポーツ活動を実践していくことを目的としている。

 この事業では、スポーツ活動に関する情報提供と啓発、体力測定と体組成計を使った測定、研修会などを実施している。 士別市は07年度から3カ年をかけて総合体育館の大規模改修を行った。 以前までアリーナ奥にあったトレーニング室を入口付近に移設。さらに有酸素系運動のトレーニング機器や体組成計を導入した。 

 総合型地域スポーツクラブ運営委員会と体育協会では初心者を対象とした講習会などを開催し、トレーニング機器の利用方法とその効果について理解を深めてもらえるよう努めてきた。

 また日ごろから体協職員がマシンの基本的な利用方法を指導しており、夏期は1日平均10〜15人、冬期間は1日30人ほどがトレーニングルームを利用するようになった。
 さらに月に2回、体組成計による測定日を設けている。

 体組成計は、体重や体脂肪率をはじめ筋肉量、基礎代謝量、推定骨量、部位別の筋肉量と脂肪量を1分ほどで測定できるもの。
 測定したデータは個々に提供し、そのデータをもとに健康・体力づくり相談にも応じている。

 この事業には北大名誉教授の須田力さんが協力。年間数回開催しているセミナーなどで、有酸素運動と生活習慣病のかかわりなどについて指導している。
 また今年度は事業の一環として、7月に温根別小学校と温根別中学校の子どもたちが、同地区のウォーキングマップを作成。

 マップにはコースごとにおすすめの景観や、体力アップに効果的や傾斜などをくわしく紹介し、地域住民が気軽にウォーキングを楽しめる内容とした。

 このマップは今後縮小版を作成し、希望者に配布することにしている。 また中央地区のウォーキングマップも体協職員が作成した。

 健康・体力づくりサポート事業は長期的に継続し、スポーツを通しての健康づくりを推進していくことにしている。

 体育協会では「各地域が主体となった活動を展開してもらえるよう、積極的にPRを行っていく。スポーツを習慣化してもらうことで、市民の健康づくりにつながれば」と話している。