【市長マニフェスト:前年度から40項目手がける】
 2010年8月26日付

 士別市は、牧野勇司市長が掲げるマニフェストの実施に向けて取り組んできている。牧野市長が掲げるマニフェストは60項目となっているが、現在までに40項目ほどを手がけており、市では「着実に取り組んできている」と見ている。任期中に実施としている項目についても、プロジェクトチームを設けるなどして検討に入っているものもあり、マニフェストの実施は順調に進んでいるようだ。

 牧野市長が掲げるマニフェストは「やさしいまち」「たくまちしまち」「あたらしいまち」の3分野で60項目となっている。

 60項目におよぶマニフェストには具体的な実施年度が示されていて、09年度中に実施としているのは15項目、2010年度中が36項目、任期中の実施が9項目となっている。

 09年度中に実施としているのは、市長・副市長の給与削減をはじめ子ども夢トークの実施、市民提案制度の導入、ふるさと給食の実施などで、15項目についてはいずれも実施済みとなっている。

 10年度中実施としているのは子ども子育て応援室の設置、小学生以下の医療費と中学生の入院医療費無料化、地域担当職員制度の導入、新築住宅に対する助成制度、子育て支援パスポート事業の実施、北星保育園の増築、有害鳥獣の被害軽減のための捕獲奨励制度の創設など。
 36項目のうち、開業医誘致対策を除く35項目については実施または着手などで、昨年度から手がけたマニフェスト関連事業は40項目になる。

 一定程度の財源確保が必要な中心商店街公営住宅複合店舗の建設や街なかミニ公園の造成、公認パークゴルフ場の造成、家庭菜園付き高齢者共同住宅の建設などが、任期中の実施項目となっている。
 全庁横断的な事業であったり、より多くの市民の声を反映させていく事業についてはプロジェクトチームを設けて、そこが中心となり検討することになっている。

 これまでに第1次重点実行計画プロジェクトチームとして子育て力向上実現プロジェクトと、市民の市政参加促進プロジェクトを設置。そこで子ども子育て応援室や地域担当職員制度などを検討し、いずれも実施に結びつけている。

 現在はまちづくり基本条例検討プロジェクト、街なか居住促進プロジェクト設け、中心商店街公営住宅複合店舗の建設などについて検討している。
 市総務部では「マニフェストについては着実に取り組んできている。今後も任期中に実施としている項目を中心に、実施に向けた検討を進めていきたい」とし、順調な進ちょくぶりをうかがわせている。

 任期中に実施とする項目については、財源確保が必要なハード事業が多いが、「総合計画や過疎地域自立促進計画などに盛り込み、財源見通しもたっている」(市総務部)としている。