【町営バス:公共交通のあり方を検討】
 2010年9月7日付

 和寒町民センターで3日に地域公共交通連絡会議が開かれ、町営バスの運行状況などを確認し、今後の運行方式などそのあり方を検討することにしている。

 地域公共交通連絡会議は町営バスの運行について検討しようと初めて行われたもので、はじめに事業者や関係自治会の委員8人に委嘱状を手渡した。

 伊藤昭宣町長はあいさつの中で「人口減などで年々乗車人数は減少しており、乗車がゼロの便もある。町営バスがどのようにあるべきか皆さんの意見をいただきたい」と述べた。

 委員長には三和・菊野自治会長の鷲見唯男氏が選ばれ「利便性を求めながらも時代にあった公立のよう方法を模索していきたい」と述べていた。
 第1回の会議では現在の町営バスの運行状況について説明が行われた。

 和寒町の町営バスは現在4路線で1日3〜4便を運行しており、09年度は前年度から6%減の1万8166人が利用している。

 町ではバスの小型化で経費節減を図るなどしているが、まったく乗車がない「空便」は395便あり、年運行総便数の約1割にもなっている。

 町営バスは児童生徒のスクールバスとしても利用されており、登下校以外での利用が少ない地域もある。

 会議では他の自治体が取り入れているデマンド交通などの仕組みについても説明が行われた。

 会議は全3回行われ、先進地事例の検証や運行の試算などを行い、町営バスのあり方を検討していきたいとしている。