【店舗改修事業:対象業種拡大で活用増加】
 2010年9月8日付

 士別市は中小企業振興条例に基づく店舗改修事業を実施している。7月末までの助成件数は11件となっており、すでに昨年度の実績を上回っている。本年度から規則の一部を改正して、助成事業の対象に居酒屋やスナックなどの業種も追加したことが、事業の活用につながっているよう。補助額も当初予算に迫ってきていることから、市では7日の市議会定例会に提案した2010年度一般会計補正予算案に、店舗改修事業費として新たに1000万円を追加している。

 小企業振興条例に基づく商店街活性事業のうち「店舗改修事業」は、100万円以上の店舗改修事業を市内建設業者に発注して実施した場合、その工事額に応じて100万円を限度に助成する制度。

 昨年度まではその対象業種を卸売・小売業、飲食業、娯楽業を除くサービス業、宿泊業としていたが、本年度に規則の一部を改正。

 事業の対象業種に夜間営業のみの居酒屋やスナックなどの飲食業・宿泊業を追加した。
 店舗改修事業費として本年度は当初予算に1000万円を計上していた。

 7月末までの店舗改修事業の助成件数は11件で、助成額は871万9千円。助成した改修事業の全体事業費は4127万円となっている。

 昨年度の助成実績は8件で助成額は735万3千円、全体事業費では2253万円だった。
 すでに本年度は助成件数で昨年度実績を超えており、全体事業費でも前年度の8割増となっている。

 店舗改修事業の活用が増加している要因は、規則の改正し対象業種を拡大したため。

 市経済部商工労働観光課では「対象業種を拡大したことによって、飲食店などの活用が増えている。全体事業費も4000万円を超えており、経済効果も大きい」と話している。
 また市内建設業者に発注した住宅改修に助成する住宅改修促進事業も8月10日現在で105件、2100万円の助成を行っており、この全体事業費は2億2267万円となっている。
 店舗改修事業と住宅改修促進事業を合わせた全体での事業費は2億4520万円になる。

 店舗改修事業と住宅改修促進事業については現在、事業に対する問い合わせや相談などがまだあることから、市では7日の市議会定例会に提案し可決した10年度一般会計補正予算に両事業費の追加予算を計上した。

 今回は店舗改修事業費として1000万円と、住宅改修促進事業費として400万円をそれぞれ追加している。