【太陽光発電:設置データを公開】
 2010年9月12日付

 和寒町で省エネルギー促進支援事業を活用して太陽光発電システムを設置する住宅が増えており、これまでに約40世帯が設置している。町は設置世帯から運転状況のデータ提出を受け、今年1月から6月までの発電電力量などの抽出データを公開した。それによるとパネル面積が大きければ発生電力が多くなることや冬期間の発電も可能などの検証をおこなっており、広報誌を通じてクリーンエネルギーへの関心を高めていきたいとしている。

 和寒町は地球温暖化防止に向けて家庭からの二酸化炭素排出量削減と、クリーンエネルギー導入促進を図ろうと住宅用太陽光発電システム設備、ペレットストーブの設置、省エネルギー住宅改修について、それぞれ15万円を上限に補助を行う省エネルギー促進支援事業を09年と10年度の2ヵ年で実施している。

 太陽光発電システムは09年度に33件、今年度はこれまでに6件で事業を利用して設置している。
 発電システムは大きさによって発生する電力量が異なり、和寒町では敷地の広い農家を中心に最大出力値9・99キロワットのシステムを設置している。

 和寒町では事業を利用して昨年12月までに設置した20世帯から運転状況などのデータを収集し、今年1月から6月まで抽出データをまとめた。
 データは住宅の屋根に設置する4・62キロワット、4・99キロワットのタイプと、敷地に設置するのタイプの3つの事例で、太陽光発電で発生した電力量や電力会社に売った電力量、電気料金など5項目。

 最もパネルの面積が広い9・99キロワットのものでは発生する電力量も多く、5月の事例では1337キロワットの電力が発生し、そのうち電力会社に1133キロワットを売電している。

 5月の電気料金は6073円に対し、電力の買い取りは1キロワットあたり48円で、5万3424円となっている。
 設置者からは「設置後は節電を心がけるようになった」との声が多いという。

 また冬期間についても発電が可能なことやパネルの面積が大きいほど発生電力が多くなることなどがわかった。
 これらのデータは町の広報誌やホームページに掲載し、町民にクリーンエネルギーへの関心を高めてもらいたいとしている。

 省エネルギー促進支援事業の補助期限は今年度末までとなっており、事業内容については総務課まちづくり推進係(電話32―2421)まで問い合わせるとよい。