【廃棄物最終処分場:残余量調査を実施】
 2010年9月14日付

 士別市は、士別地区にある一般廃棄物最終処分場の残余容量調査を実施している。この調査では、現在までの廃棄物埋め立て量を調べ、最終処分場としての残余容量を算出するもの。市は総合計画のなかに最終処分場に代わる環境センターの整備計画を盛り込んでいるが、今回の調査結果を踏まえ環境センターの整備計画を検討していきたいとしている。

 士別地区にある現在の一般廃棄物最終処分場は83年に建設しており、そこで一般廃棄物を埋め立て処理している。
 その面積は27万1000平方メートルで、埋め立て予定面積は27万1000平方メートル、容量は31万3000立法メートルとなっている。
 市では最終処分場の建設から20年が経過した03年に処分場の残余容量を調べるため、01年当時の航空写真を使った簡易的な方法での調査を実施している。
 調査結果では10万7700立法メートルほどの残余容量であるとされ、その時点での最終処分場使用期限は10〜11年後とされていた。
 市では新たな最終処分場整備に向けた準備も考慮し、総合計画に環境センター整備を盛り込んでいた。
 その一方で、大型ごみをはじめ資源ごみなどを徹底して分別してきたことで埋め立て処理量はかなり減少し、最終処分場の使用期限も当初より延びてきていた。
 市では最終処分場の残余容量をしっかりと調査したうえで環境センターの整備計画を立てていきたいとして本年度、本格的な残余容量調査を行うことにしていた。
 現在行っている残余容量調査は、今年7月に固定資産評価資料として撮影した航空写真と、最終処分場施工前の航空写真を使い標高などの地形データを抽出。
 さらに現場での測量などを行い、地形データと照らし合わせることで埋め立て量を割り出し残余容量を算出するもの。
 この方法によってかなり詳細なデータを得ることができ、「具体的な残余容量を算出することで、今後どの程度使用できるかの目安が得られる」(市環境生活課)としている。
 総合計画に盛り込んでいる環境センターの整備事業費は約29億円。
 巨費が投じられる事業だけに、市としても具体的なデータをもとにした整備計画を立てていきたいとしている。
 最終処分場の残余容量については11月末ごろまでにデータが得られる予定で、市ではそのデータを基礎として今後の環境センター整備について検討していきたいとしている。