【臨時職員などの雇用期限廃止へ】
 2010年9月16日付

 士別市議会第3回定例会は14日に一般質問を行った。この日午後には松ヶ平哲幸氏(民主クラブ)が登壇し、ごみ処理と市臨時職員の任用のあり方について質問した。臨時職員の任用について市は、専門的で技術等を要する職場においては、現在ある雇用期限を廃止する考えを示した。市では来年度から実施する方向で準備を進めていきたいとしている。

 松ヶ平氏は市が雇用する臨時職員の任用のあり方について、雇用する臨時職員等の生活の安定や人材確保の点からも、従来の任用のあり方を抜本的に見直すべきではと質問した。

 市の臨時・非常勤職員の雇用契約は6カ月間となっており、1回の雇用契約継続が可能となっている。

 4月1日現在における市の臨時職員数は、職員と同じ勤務時間となる臨時職員が123人、週30時間勤務する第2種非常勤職員が72人、週29時間以下の勤務となるパート職員が81人、代替え職員が28人で合わせて304人となっている。

 また市立病院でも臨時職員56人、第2種非常勤職員で22人、パート職員が49人の合わせて127人を雇用している。
 臨時職員等の多くは介護や福祉、さらには保育の現場で勤務しており、勤務期間も複数年となっている実態がある。

 臨時職員等が働く職場は専門的で技術を要することで、現場からは「臨時職員であっても、短期間で代わってしまっては職場での指導や業務に支障が出る」との声が出ていた。

 こうした実態を踏まえ牧野勇司市長は松ヶ平氏の質問に対して、臨時職員の生活の安定と人材確保の観点から、専門的な技術職については雇用期限を廃止すると答弁した。

 また職種によって決まっていた臨時職員等の時給についても、年齢や経験を考慮することも検討していくとした。

 市では臨時職員等の雇用期限廃止について、来年度から実施する方向で準備を進めていくことにしている。

 松ヶ平氏は新しい一般廃棄物最終処分場に関して、新最終処分場建設前に市として廃棄物処理基本計画を策定すべきではとただした。

 このことについて有馬芳孝市民部長は、基本計画を策定したうえで新しい最終処分場の具体的スケジュールを考えていきたいと答えていた。