【口蹄疫対応:終息宣言で消毒マットなど撤去】
 2010年10月10日付

 士別地域口蹄疫侵入防止対策会議が8日、士別市役所で行われた。すでに宮崎県が終息宣言したことで、1市2町でも公共施設に設置した消毒マット等を撤去するなど、この地域での取り組みをひと区切りすることを確認していた。また防疫対策については、今後も継続して農家に呼びかけていくことにしている。

 宮崎県で口蹄疫が発生して以来、士別地方の各市町でも農家への消毒液・消石灰配布、さらには公共施設での消毒マット等の設置など、口蹄疫の侵入防止対策を徹底してきた。

 さらに1市2町と農協、農業改良普及センター、共済組合などの関係機関で侵入防止対策会議を開き、広域的な対応についても協議を行ってきていた。

 宮崎県が8月27日に口蹄疫の終息宣言を行ったことを受け、道も空港における水際対策の休止など侵入防止対策の一部を見直す通知を出していることから、士別地域でも今後の取り組みについて協議することになった。

 会議には1市2町と北ひびき農協、農業改良普及センター士別支所、上川北農業共済の担当者らが出席した。

 今後の取り組みについて士別市は、43カ所の公共施設に設置している消毒マットを撤去するとしている。

 ただ、口蹄疫以外にも家畜伝染病が今後発生した場合速やかに対応できるよう、関係機関の役割分担などを明確にした家畜伝染病自衛防疫対策本部の設置要領を作成することにしている。

 和寒町と剣淵町はこの日の会議の結果を踏まえ、それぞれの対策会議で今後の対応を決めていきたいとした。

 口蹄疫は終息しそれぞれの地域での対応はひと区切りとなるが、農業者への防疫対策についてはこれからも継続して呼びかけていくことにしている。