【11年度予算編成方針:まちづくり特別枠を設定】
 2010年10月日付

 士別市の牧野勇司市長は、2011年度の予算編成方針を示した。それによると、持続可能な財政構造構築の必要性を踏まえながら、総合計画に掲げる基本目標と市長マニフェストの実施を予算編成の柱とすることを求めている。また地域担当職員が各地で実施する地域政策懇談会などでの市民意見を集約し、そのなかから市長が採択する「まちづくりのための特別枠」(仮称)を設けることにしている。

 牧野市長が示した11年度予算編成方針では、新たに策定を予定している財政運営方針(仮称)に沿った財政運営を実施しながら、最大の課題である市立病院の改革プラン見直しも視野に入れ、持続可能な財政構造の構築が必要としている。

 それらを踏まえ11年度予算編成では、総合計画に掲げるまちづくりの基本目標と市長マニフェストの実施を柱とすることを求めている。

 特に市長マニフェストに関しては、11年度で実施する項目については予算に反映させ、国・道補助金などの活用を図るとともに事業見直しによる財源確保につとめることとした。

 予算編成の基本的な考え方では、総合計画・過疎地域自立促進計画の推進、さらに財政健全化の推進を掲げている。
 本年度で終了する合併特例区に関しては、11年度以降も継続実施する事業についてそのあり方を十分に検討することを求めている。
 牧野市長は就任以降、市長とのふれあいトークや市長への手紙など、広聴広報活動を精力的に取り組んできている。

 さらに今後は、地域担当職員が各地で地域政策懇談会を実施することになっている。
 そうした機会での市民意見等を予算に反映させていくため、11年度予算編成では各部要求事項とは別に「まちづくりのための特別枠」を設ける。
 この特別枠は金額を定めていないが、市民からの意見等を可能な限り集約し、そのなかから全市的に取り組むことのできるものを市長が採択することになっている。

 財源確保については税収入の確保、遊休財産の処分による財産収入確保と有効活用、国・道補助金の最大限確保などを求めている。
 国が現在検討している10年度補正予算については、その動向を注視しながら11年度予算と一体的に検討し市内経済の活性化に最大限つとめるとした。

 歳出予算の見積もりでは、09年度執行状況を踏まえ旅費で10%、使用料および賃借料で5%の削減を基本と定めている。

 11年度予算編成については経常経費を12月上旬、政策的事業については12月下旬を提出期限としている。