【最北ICキャンペーン:利用の6割が市外者】
 2010年10月23日付

 高速道路の無料化にあわせて士別市と剣淵町が行ってきた「最北IC集客キャンペーン」の実行委員会が21日、士別市役所会議室で行われた。9月30日まで実施してきたキャンペーンの実績については、参加店の利用は延べ3445件で、市外者の利用割合が57%となっている。

 最北IC集客キャンペーンは、高速道路の無料化に向けてこの地域に観光客らを呼び込み、地域の活性化を図っていこうと士別市と剣淵町の関係機関で実行委員会を設け、7月1日から9月30日まで実施してきた。

 キャンペーンには両市町のホテルや温泉、レストラン、道の駅、飲食店、菓子店、ガソリンスタンドなど28店が参加。チラシ持参者が参加店独自のサービスを行ってきたほか、スタンプラリーにも応募できるようになっていた。
 実行委員会がまとめたキャンペーン実績によると、期間中の参加店利用は3445件となっている。

 昨年度実施したETCキャンペーンでの4516件に対して2割ほど減少したが、昨年度の参加店で今回不参加となった分の利用が1100件ほどあり、それを差し引くとほぼ前年並みの利用となる。

 昨年度はETC特別割引きが土・日曜日と祝日に限られていたため、その利用が全体の65%を占めていた。今回は曜日等に関係なく無料化となったことから、土・日曜日および祝日と平日との利用割合はほぼ半々となった。
 地域別では市外者の利用は57%で、前年度よりも5ポイント伸びている。

 スタンプラリーの応募は685件で前年度より3割ほど増え、札幌・旭川からの応募が全体の約半数を占めた。
 利用者から回収したアンケートからは、高速道路の無料化やキャンペーンがきっかけとなって士別・剣淵を訪れたという回答が目立っていた。さらに剣淵町内の参加店が少ないとの意見もあった。

 高速道路の無料化によって剣淵方面の通行車両が激減し剣淵道の駅の利用者なども少しているが、そうした状況下でのキャンペーンについて道の駅関係者らは「無料化によって国道40号線の通行車両は減少したが、そのなかでも一定の集客効果はあった」との見方をしている。

 来年度の高速道路無料化は国の段階でまだその方向性が定まっていないものの、実行委員会としては無料化が実施されれば事業も継続して地域のPRを行っていく必要があるとしていた。
 またさらなる広域的な取り組みも今後の課題としていた。