【朝日交流施設:「指定管理者候補」商工会と協議】
 2010年10月24日付

 士別市は、朝日町に建設している朝日地域交流施設の指定管理者について、朝日商工会(菅原清一郎会長)をその候補者とすることで協議していることを明らかにした。朝日商工会では、来月初旬までに提案書を市に提出し、指定管理者審査委員会の審査を受ける方向で準備を進めている。

 入浴と宿泊の機能を持つ朝日地域交流施設は、朝日山村研修センター西側に建設しており、来年4月のオープンに向けて着々と工事が進めている。

 地域交流施設の管理運営は隣接する山村研修センターと一体的に行うことにしており、それを指定管理者に委託することになっている。

 指定管理者の選定については公募も考えられたが、市では地域の経済振興という観点から朝日町内でその受け皿を模索していた。

 今年春には朝日商工会に打診していたが、商工会としては施設の建設場所に対する考え方が市と異なっていたことなどから、一時は指定管理者に対して難色を示していた。
 ただ、朝日商工会が地域経済振興の核であること、観光事業にも積極的にかかわっていることなどから朝日総合支所と朝日商工会で協議し、商工会としても指定管理者の受諾へ前向きとなった。

 このことに関しては22日に行われた朝日町合併特例区協議会のなかで朝日総合支所地域振興課が、地域内で調整を図り商工会から「可能」との返事を受け、指定管理者の候補者として商工会から提案書の提出を待っていることを明らかにした。

 朝日総合支所では、商工会が指定管理者となることで「地域内の経済効果を期待できる」としている。
 朝日商工会の菅原会長は「地元の経済振興のためにも、商工会として指定管理者を受けていきたい」と話している。

 正式に指定管理者が決まるまでには、期限までに提案書を提出し市の指定管理者審査委員会で審査を行い市長に報告。それを市議会に提案して、議会の議決を得て決定することになる。

 菅原会長によると、11月5日の期限までに提案書を提出するための準備を進めているという。
 市では12月の市議会定例会に、地域交流施設の指定管理者を提案したいとしている。