【まちづくり基本条例:内容論議、これから本格化】
 2010年11月5日付

 士別市は、まちづくり基本条例(仮称)の制定に向けて準備を進めている。現在は市民委員会(神田英一委員長、34人)が中心となって検討を行っている。先月には先進地であるニセコ町を訪れ意見交換も行っており、今後は条例案の内容について本格的な論議を進めていくことになる。

 まちづくり基本条例はまちづくりの理念や方針、市民・議会・行政の役割分担など、自治に関する基本的なルールを定めるもの。

 士別市では総合計画に条例制定を盛り込んでいるほか、牧野勇司市長のマニフェストでも条例精励を掲げている。
 条例制定に向けての作業に進めていくため市では、市民各層のメンバーで構成するまちづくり基本条例検討市民委員会を設置。
 さらに主幹職で構成するプロジェクトを庁内に立ち上げている。

 市民委員会はこれまでに3回開催。市民の市政と自治会活動への参加などについて意見交換を行いながら、その実態などを探ってきた。

 さらに10月27日にはまちづくり基本条例の先進地であるニセコ町を訪れ、条例制定の概要やその後の経過、実態などについて意見交換を行ってきた。
 市民委員会の事務局を担当する市総務部企画課では「市民が参加するまちづくりの基本は自治会活動ということで、その現状などについて意見交換を行い課題などを整理してきている」とし、情報の共有化などが話題になってきたという。

 「しっかりとした議論が必要」とのことから、当初の予定よりも市民委員会の開催を増やし、議論の時間を確保することにしている。

 今後は条例に盛り込んでいく内容について議論を行っていくことになっていて、いよいよ本格的な論議が行われる。

 市民委員会での意見をもとに庁内プロジェクトが素案のたたき台を作成し、市民委員会でその内容を再度検討することにしている。
 市民検討委員会では年度内に中間的な提言を市長に行い、来年夏から秋にかけて最終的な提言をまとめるスケジュールで今後の検討を進めていく。

 市としては市民への周知期間も含め、2012年4月の施行を目指していたいとしている。