【環境基本条例:来年4月の施行目指す】
 2010年11月16日付

 士別市は地域環境保全の指針となる環境基本条例制定に向けた準備を進めている。すでに素案ができあがり市のホームページに掲載するなどして、素案に対する市民の意見を求めいている。市では、市民の意見を取りまとめながら環境懇話会で検討を加え、2011年4月からの施行を目指すことにしている。

 環境基本条例は、地域環境の保全と環境に配慮した行動を推進していくため、市がその制定に向けて準備を進めているもの。

 道内では2割程度の市町村で環境基本条例を制定している。

 多くの自治体ではコンサルなどに委託して条例をつくっているが、市では市民の声を反映した条例・計画とするため独自にその案を練り上げている。
 条例案の策定に向け市では昨年度までに先進地の研究や地域の気象、ごみ排出量など環境に関するさまざまなデータを収集。
 本年度に入ってから本格的な条例案作りを進め、7月には市民の代表者で環境懇話会を設置しそこで条例の素案について検討を行ってきた。

 まとまった素案は第1章の総則、第2章の基本施策、第3章の環境審議会で構成。

 基本理念では「市民が安全で健康かつ文化的な生活を営むうえで必要な環境を確保し、良好な状態で世代に継承する」をうたい、人と自然の共生、環境保全などを求めている。
 環境問題への対応は多面的な専門知識が必要であることから、市民や学識経験者の意見聞くため市長の諮問機関としての環境審議会の設置も盛り込んでいる。
 また市をはじめ市民、事業者についてそれぞれの責務を明示。
 さらに具体的な施策の展開を図っていくための環境基本計画の策定を義務づけている。

 環境基本条例の素案は市のホームページに掲載するほか、市役所1階の情報公開コーナーでも閲覧できるようになっている。
 市では素案を公開して市民から幅広く意見を求めることにしており、市市民部環境生活課は「多くの市民の意見を条例に反映させていきたい」としている。

 市民の意見については環境懇話会で集約し再度素案を検討して、市議会に条例案を提案することにしている。
 市では11年4月の施行を目指している。

 環境基本条例素案に対する意見は市環境生活課への直接持参をはじめファックス(23―4790)、Eメールkankyo@city.shibetsu.lg.jpでも受け付け">でも受け付けてて