【ふるさと応援寄付:寄付総額1千万円に】
 2010年11月19日付

 士別市は「私の士別・あなたのふるさと応援寄付金」を受け付けてきている。17日現在で寄付件数は645件となり、寄付総額も1000万円に達した。寄付件数は徐々にではあるが伸びてきており、市では「特産品を進呈する特典が好評を博しているのでは」とみている。

 「私の士別・あなたのふるさと応援寄付金」は、08年度の税制改正でふるさと納税制度が設けられたことにより、士別市も条例を制定するなどして新たに設けた寄付制度。

 士別市の応援寄付は健康事業、子育て事業、環境事業、産業事業の目的に応じた指定が可能となっている。
 それぞれの事業に応じた基金を設け、寄付金は各基金に積み立てられそれを目的ごとの事業に活用している。

 08年7月から寄付の受け付けを開始。08年度は202件で442万円の寄付が集まった。
 09年度は223件で304万5千円の寄付で、本年度は17日までに220件で253万5千円の寄付があり、寄付総額がちょうど1000万円に達した。

 市外の人が1万円以上寄付した場合、スープカレーやジンギスカンなど士別の特産品を進呈する特典を設けている。
 寄付者からはジンギスカンといももちセットやメロンなどの人気が高い。

 「ふるさと納税制度は寄付者の個人住民税が控除されることに加え、士別市の場合特産品を中心とした特典が充実している。そのことがコンスタントに寄付が伸びている要因では」と市企画課では話している。

 ふるさと納税制が始まった当初は全国的な関心が高かったこともあり、各自治体でも相当数の寄付を受け付けてきた。
 士別市は08年度のスタートから徐々にではあるが寄付件数を増やしてきており、本年度はすでにこの時期で昨年度とほぼ同数の寄付件数となっている。

 おもに東京を中心とした関東地方からの寄付が多く、そのほとんどがインターネットを使っての申込みで、士別とゆかりのない人が大半。

 市企画課では「寄付の積み上げが1000万円に達したことはうれしい。特産品を送ることで士別のPRにもなる。今後もホームページなどを使ってPRする一方で、目的に沿った形で寄付の活用を図っていきたい」と話している。