【公認パークゴルフ場:建設に賛否の声】
 2010年11月21日付

 公認パークゴルフ場の建設計画に対する「市民の意見を聞く会」が19日、士別市民文化センターで行われた。「意見を聞く会」には100人ほどの市民が参加。公認パークゴルフ場の建設をめぐり、参加した市民からは「建設すべき」や「既存コースの整備を進めるべき」「財政が厳しいときに建設すべきではない」など、さまざまな意見が出ていた。市ではこうした市民の意見を集約しながら、公認パークゴルフ場の建設について年度内にその方向性を示したいとしている。

 国際パークゴルフ協会が公認にするパークゴルフ場建設は、牧野勇司市長がマニフェストに掲げている事業。

 現段階における市教委の計画では、建設場所を中央市街地区に36ホールの国際パークゴルフ協会公認パークゴルフ場を建設。事業費については造成費として1億5000万円程度を見込み、年間維持管理費は800万円ほどと試算をしている。

 建設場所としては旧上川農業試験場跡地、旧道立スポーツセンター用地、旧競馬場、士別ゴルフ場の4カ所を候補地にあげている。
 市内にはパークゴルフ愛好者が多く、市民の関心が高い事業だけに、市としてはより多くの市民の声を聞きながら建設の判断としていきたいと、現在市内各地で開催している地域政策懇談会で意見を聞いている。
 さらに、より多くの市民の声を聞きたいと、この日の「意見を聞く会」を開催した。
 意見を聞く会にはパークゴルフ愛好者や一般市民ら約100人が参加。

 最初に市教委が現段階での考え方、市内におけるパークゴルフ場の状況、候補地のメリットとデメリット、今後のスケジュールなどについて説明。
 そのあと参加者が8班に分かれてグループ討議を行い、それぞれの意見を出しあった。

 グループ討議では新たなパークゴルフ場の必要性や既存パークゴルフ場のあり方、建設場所などについて参加者が意見を述べていた。

 グループ討議で出た意見は「既存のコースでは大きな大会が開けない」や「交流人口拡大が期待できる」など公認パークゴルフ建設を進めるべきとの意見もあった一方で、「既存コースを整備して活用すべき」「財政が厳しい時に建設すべきではない」など建設に消極的な意見も出ていた。

 市教委ではこの日の意見や地域政策懇談会での意見を集約し、すでに設けている庁内プロジェクトで検討するとともに市議会とも協議しながら、本年度中には公認パークゴルフ場を建設するかしないかを含め、一定の方向性を示すことにしている。