【再使用食器:貸出開始から230件以上に】
 2010年11月27日付

 士別市は、ごみ減量化の一環として再使用できる食器を市民に貸し出している。本年度はこれまでに49団体が再使用食器を利用。貸し出しを始めてからすでに延べ230団体以上が再使用食器を活用しており、市では「イベント規模の大小を問わず、再使用食器の利用が着実に浸透してきている」とみている。

 士別市内で分別収集している廃プラスチックの量は年間350トン程度で、そのおおよそ7割が使い捨て容器となっている。

 士別市内では年間を通じて各種のイベントが開催されているが、こうしたイベントでの飲食用に使用している使い捨て容器も、イベント終了後には大量のごみとして処理していた。

 そこで市は、06年に士別市自治会連合会が繰り返し使用できる再使用食器を購入したことで、09年3月から再使用食器を市民に無料で貸し出し、イベント時に発生するごみの減量化を推し進めている。

 再使用食器の利用状況は07年度が46団体、08年度が75団体、09年度は68団体で、本年度についてはこれまでに49団体が利用している。
 これから年末年始にかけて各種団体のクリスマス会や自治会の総会など再使用食器の貸し出しが増える時期で、市市民部環境生活課では「例年この時期は20〜30団体が利用しており、本年度も例年どおりの貸し出しが見込める」としている。
 再使用食器を貸し出すようになってから、すでにその利用は延べ230団体を超えており、「それだけでもかなりのごみ減量化になっているのでは」(市環境生活課)とのこと。

 再使用食器が使われるのは参集人数が50人程度の小規模なイベントから、400〜500人が集まる大規模なイベントまでさまざま。
 利用のほとんどが一般的な市民団体で「イベント時における再使用食器の活用はかなりの部分で市民に浸透してきている」と市環境生活課ではみている。

 本年度は利用者から要望の多かったカレー皿を200枚購入した。さらに小ドンブリも給食センターから譲り受けるなどして、貸し出し食器の内容を充実させている。

 市環境生活課では「今後も積極的にPRを行っていきながら、再使用食器の活用をさらに推し進めていきたい」と話している。