2002年3月号     1月2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 |
7月
|
8月 | 9月 | 10月    top
 



 


 詐欺師それとも伝道師!? 
         ほらほら、ホラばなし

 先日、友人に誘われて隣市の若い演劇人たちと呑んだ。
 以前は市民劇場で演劇に青春を捧げていた私にはとても楽しいひとときであった。演劇論やこれまでの舞台エピソードでひとしきり盛り上がったところで、ふと話題はお仕事の話に。
 それぞれが職場への愚痴をぼやいてみたり先々のことを心配している中、私は例のごとくに呑気で気楽な農民ぶりをアピールしてしまった(笑)
 だって、やはり、これからの時代は農業が1番だろう。なんと言っても農業は食いっぱぐれがないしね!!(爆)それにだ! なんつーか、おもしろいのである。仕事の充実感はもちろん、やっぱり楽しいのは申告時期なんだと酔っ払った私は主張した。
 私なんぞはほとんど農連に任せっぱなしなんだが、そこは酔った勢いでいかにも知ったかぶりで語らせていただいた。(笑)
 農作物については、やれこの作物は「標準」がいいだの、やれこっちは「収支」で申告した方が得だのと、作物の収穫量にあわせて申告の方法をより税金がかからないやり方で計上してゆくあたりや、各種控除や経費や減価償却とか、医療費の領収書の束なんぞを見るとワクワクしてなんとも楽しい気分になってくるぞ! と。
 それにだ! あ……先に断っておきますが、これは飲んだ上での場を盛り上げるためのホラ話なので真面目に読まないで欲しいのだが、本州にいる私のメル友など数字上200万円もの赤字を作り上げ還付金までもらったとか。赤字ばかりの農家だったはずなのに、いざ家を新築したら現金でパッと払っちゃった農家がいるとか、低所得者証明で役所の教育委員会から援助金もらって子供にスキーを買っておきながら自分のスキーを買う金はあった人もいるとか(くどいようですが、これはあくまでも呑んだ席でのホラ話です!! 本気にして税務署にチクったりしないように!! 実際の農家経営は苦しいのよ)
 少し話はそれるが今は減反政策で米も自由に作れず農家も辛い……なんてのは先入観でね、休耕保証金は入るわ、休耕田に作る作物によっては奨励金は入るわで、ウハウハなんだから、とか、それに山地帯では中山間地域なんやら交付金ってのがあってな、平地に比べて不利益があるだろうからその不公平感をなくす為に国とかが金くれるのよ。いいべ〜?!などと、まことにもっともらしいホラ話をして、宴席を盛り上げたわけですよ。
 すると、その話を非常に熱心に聞いていた若い男のコ。「なんか、農業やりたくなってきたぁ。実は僕、農家の長男なんですぅ!! いや〜……今まで絶対嫌だと思ってたのに……うわぁ! 洗脳されそうだぁ!! 僕、あと継ごうかなぁ」ですと。
 ぶわっぁっはっは!! いいぞいいぞ、やってみろ!(うわぁ、無責任な……)私の口車に乗せられて農業後継者が一人増えたら面白いだろうなぁ。ひょっとして私は農民より詐欺師の才能の方があるのかも。(笑)
 と、いうわけで彼の今後に要注目! な私なのである。
 でも、本当に私の話はハッタリばかり(汗)あとで詐欺師呼ばわりされるかもしれないなぁ、やば〜!(笑)