2002年4月号     1月2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 |   top
 



 


 なぜかおかしい…… 
         そこにいる振り回されている私

 前回の日記で書いたように、ようやく育成牛舎の大掃除が済んだ。うーん、床が低くなると(笑)天井が高く広々とした印象になって気持ちがよいなぁ! 春のさわやかな季節にふさわしいフレッシュな気分だぁ(つーか、マメに掃除しやがれ!)
 さて、掃除が済めば、今度は牛の入れ替えという行事が待っている。
 これまで育成牛舎で放し飼いされていた若牛たちもお年頃。そろそろ発情がきたら授精をしなくてはならない。そのためにはマメな発情チェックといつでも授精できる環境に置かなければならない。
 そこで本牛舎に移し、スタンチョンという首輪に繋ぎ飼いをするのだ。
 そして入れ替わりに、今まで本牛舎の一角を柵で区切って育てていた仔牛を育成牛舎へと移し、広々とした所で思い切り自由に飛び跳ねられる暮らしをさせてあげるわけだ。
 しかし、若牛にしろ、仔牛にしろ、いざロープで引っ張って連れて行こうとすると、なんとも力が強いものである。
 まぁ、牛にしてみれば首にロープをかけられると言えば、注射をされたり耳に穴をあけられたりツノを焼かれたりと痛い事ばかりされるという記憶しかない。こりゃ、今度は何をされるかと思うと、牛としてもおとなしく人間の言うなりになってはいられないのであろう。それに外へ出ると、飛び跳ねてはしゃぎたくなるのは牛も同じなのである(爆)
 実は先ほども牛を引っ張って移動していたのだが、私はどうも、この牛の移動という作業に力がはいらないので困る。と言っても別にやりたくないとか、身が入らない、というわけではない。
 私としてはこの仕事、とても楽しいのだ! 本当に楽しいのである!! ただ、先ほども書いたが、牛は力が強いのである。
 私が牛を引っ張る、と言うより、私が牛に引っ張られている。いや、振り回されていると言ってもいい。その姿、ちょっと想像してみてほしい。
 なんとも笑えるではないか(笑)
 牛に振り回されている私……その最中は本当に大変で渾身の力で持って牛を制さなければならない。それはわかっている、わかっているのだがぁ! ダメなのである。
 つい想像してしまって。
「ああ、あたし今、振り回されてる〜〜(>_<) 」
 そう思うともうおかしくておかしくてたまらない。
 一歩間違えば大怪我をしかねない状況でありながら私と来たら笑いがとまらず「ひゃはははは!!!」と危機感のかけらもなく笑いつづけてしまうのである。
 もう、おかしくて全然腕に力が入らない!
 ああ、いかん! 笑ってる場合なんかじゃないんだ! 気を取り直して力を……!! と、一生懸命に自分を叱咤するのだが、この込み上げるおかしさは自分ではもはや止められない。
 私は牛に振り回されながら、すっかり気がゆるみ、笑いで顔もゆるみ、おまけに尻までゆるんで「ぷぅ〜」とオナラまででてしまう。それがまた自分でもおかしくて「屁がぁへへへ〜」とまたも笑いが込み上げ、もう、どうしようもないのである(情けない)
 私、これでもすごくマジメに働いてるんだけどね。(ホント、18歳って箸が転がっても笑う年頃よね→って、誰が18だ)