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 10日は恒例の地神祭
         ―最後にゃ、なかっ鯛わね

 毎年4月10日前後といえば、地域の地神祭がある。
 これは地神と馬頭観音の石碑にお神酒や尾頭付きの鯛(予算によっては鯖に化けることもあるらしい)、大根や人参やジャガイモといった野菜に塩と米、果物などを奉り、その年の豊穣と家畜の無事を皆で祈るわけだ。
 そして参拝後はお神酒やお刺身、オードブルで盛大な宴会を行う。
 今年の私は役員から外れた事もあり、事前の買い物などの準備に駆り出されることはないし、気楽なものであった。
 ただし、あの切りにくいお供え餅を全員分に切り分けるのは若いペーペーである私の役目だ。
 乾杯後、ややしばらくは皆と一緒に楽しく飲み食いしていたのだが、あまりに酔いがまわっては餅じゃなく自分の指を切ってしまう怖れがあるので、お酒もそこそこにして台所に立ち、私は餅相手に格闘し始めた。
 すると茶話会(若妻会)の仲間も数人で台所へ集まり、鯛の味噌汁作りが始まった!!
 鯛の味噌汁!! これこそが誰もがいち番楽しみにしている地神祭の陰のメインイベントとも言うべき料理である。
 そう、お察しの通り、神様にお供えした尾頭付きの鯛や野菜を全部使って特大鍋で40人分くらいの味噌汁を作るのであ〜る! また、これが美味いのだ。
 どうしてこう、大量に作ったものっていうのは美味いのかね?(笑)
 料理中は仲良しのオネエサン方と一緒にきゃっきゃっと、ばか話をしつつ笑いながらで楽しいし、その間にも他の宴会中のオバサマ達がちょくちょくと顔を出しては「あんたたちも飲みなさ〜い!」とビールや料理を差し入れしてくれるし……。
 まぁ、下手に宴席で座っているよりも気楽で楽しいかもしれない(爆)。やっぱり宴席で飲んでいるとお若い者は酒をつぎに歩かなくてはならないしね。
 そんな風にして無事に鯛の味噌汁は出来あがり、皆に美味しい、美味しい! と褒められつつ、我先にと御代わりに立ち上がる人たちを幸せな気持ちで眺めながら、安心して呑みなおす私達なのであった。
 地神祭、バンザイ!(^^)鯛の味噌汁美味かった〜ゥ
 だが……最後に自分達の分をお椀によそったところ、鯛の切り身が、お玉でいくら鍋中探っても無かった……。
 やはり私の日記のネタになるのにふさわしいオチだったなぁ……。(笑)