2002年7月号     1月2月 | 3月 | 4月 | 5月6月 |7月  |8月|   top
 



 


 そうなんよ〜!
         ―自給自足で迷い子に

 農繁期……忙しくなってくると、私は自分が女であることつい忘れてしまう。畑仕事で爪には土が入り込み、頭はボサボサ、顔は埃と汚れた手で汗を拭うために泥だらけ。
 夜の牛舎仕事を終わらせてからではあまりに遅いので、夕方畑仕事が終わった時点で食料の買出しに……とも思うのだが、鏡に写る自分を見るとアラびっくり(笑)
 まだ仕事が残ってるのに小奇麗に身支度を整えるのも面倒くさい。そんなわけでどうも買い物に出かけるのが億劫になってしまう。
 まぁ、幸い卵は名古屋コーチンが産んでくれるし、野菜畑ではニラや菜っ葉やレタスが採れるようになった。それにそのへんにはシイタケやタモギといったキノコも生えてるし、フキやワラビなどの山菜も採れる。大きな冷凍庫を漁れば肉や魚も出てくるだろう。(実は中身を把握していない^^;)
 ま、田舎なりに不便ながらもなんとか食いつなげられるわけだ。
 先日も冷蔵庫はきれいにカラになったが、しばらくその辺の草と卵でそこそこの食生活を送っていた。まぁ、さすがに調味料が切れては買出しに行かざるを得ないが、われながら少し感心してしまう。
 だって、テレビではよく食材ロスでついついエンゲル係数が高くなり家計を圧迫している家庭が紹介されるではないか。無駄な買い物をせずに済む自分の出不精を誉めたくなってしまう(いや、それはなまくらなだけだろう。誉められない誉められな……)すばらしいぞ田舎暮らし!!
 しかし山菜をとるなら山林で遭難することないよう、そこだけは気をつけたい。
 いくら勝手知ったる自分の土地とはいえ、下ばかり向いて移動していると本当に現在地がわからなくなるのだ。山林の中では見渡すかぎり木ばかりで、目印になる景色が見えない。面積的にまっすぐ歩けば20分ほどで端から端に行ける距離でも侮ってはいけない。
 人によって植林され、枝払いされた林ならまだしも雑木林だったら整然と並んで木が生えているわけではないので自然と幹や枝を避けながら歩く……つまりまっすぐに歩き進んでいるつもりでも微妙にカーブしつづけ、気がつけばぐるぐると同じところを回ってしまう場合もあるのだ。
 え? やけに詳しい?……そりゃ遭難しかけたからね私も(汗)
 まさか自分ちの敷地内で迷子になるとは思わなかったよ。 あ〜あぶないあぶない。
 みなさんも山菜とりに山に行くときは気をつけましょう!!