2002年10月号     1月2月 | 3月 | 4月 | 5月6月
| 7月8月 | 9月 | 10月|11月| 12月  top
 



 


 あやうく死にかけたぜ!
         ―凶器のジャガイモ袋

 そういや私、すっかり忘れていたが昨日死にかけた。
 澱源の出荷は、大袋からトラックの荷台にジャガイモをガラガラとあけて工場へ運ぶのだが、そのとき私はトラックの荷台に乗って大袋の底の紐を解いて袋開けをしていたのだ。
 1台に約4袋が積めるのだが、4袋めを開ける頃になると足元はジャガイモがコロコロとして足場が悪くなり、うっかりよろけることはしょっちゅう。そんなときにトラックの側面にぶつかり体制がたてなおせないうちに父が運転するトラクターでジャガイモの満杯になった袋がサンドバックのように揺れながら私を直撃してきたのである。
 しかも袋が揺れるのを防ぐため、父はいつもわざとトラックの側面にぶつけて抑えようとする。ちなみに大袋のせいでこのとき父に私の姿は見えていないのである! やば!
 余談だがこの大袋。10俵以上はいる袋なのである。単純に考えて1俵60キロ×10=600キロ。
 トラックの側面とトラクターの馬力で押された600キロのジャガイモに挟まれ、私は悲鳴をあげた。
 く……苦しい〜〜〜!!
 ノンビリ屋で危機感のない父親もさすがになんか変な悲鳴が聞こえてトラクターをバックさせてくれたので助かったが「あ〜・・あたしももはやこれまで……」そう思った瞬間だった。
 私は後で「ちょっと、さっき死ぬところだったよ」と父に抗議しておいたが、やはり自他ともに認めるノンビリ屋の父。暖簾に腕押し「な〜に、大丈夫だぁ」といつもの調子でのほほんと笑っていた。まったく危機感のない父親である。
 私が急斜面でトラクターごと転がりそうになったときもそうだった。「そりゃ下敷きになったら死ぬが、シートベルトしてトラクターと一緒に転がっていれば死にはしないから大丈夫だぁ〜^^」と笑っている人なのだ。
 ま、生きてるからいいけどさっ(笑)←実は私も父に負けないノンビリ屋(爆)