・2001年  ・2002年

 01 幽霊の……
 02 効果に疑問
 03 う〜ん、忙しい
 04 世間は休日……
 05 とまどいの朝
 06 時には「マニュ……」
 07 牛と馬と人間と……
 08 農業日誌から
 09 番外編か?
 10 だって好き……
 11-馬小屋は……
 12-蜂の巣が〜!!(驚)
 13-ジャガイモ娘
 14-カボチャ娘
 15-初出産とお引越し
 

     

世間は休日だというのにね

 農家のうちには日曜も祝日もないが、やはり世間が休みの日には友人との外出が多くなる。なのに、今週の日曜日は仕事に追われて1日が終わってしまった。
 牛の寝床に敷いているオガクズ小屋のオガクズが底をつき、トラックに積んだままになっていたオガクズを急遽荷台から降ろすことに……。しかし、そのためにはトラックの車庫からわが家の敷地内でも一番奥に建つオガクズ小屋までの道のりを除雪しなくてはならぬ。
 その距離100メートル以上。
 トラクターを使っての除雪とはいえ、これが結構時間がかかるのだ。私有地だから市の除雪車も除雪してくれないしね。
 そして、ようやく除雪が済んだと思ったらまた吹雪だよ。(オガクズを降ろす都合でなければ、わざわざ吹雪の最中に除雪なんかしないんだが……)
 吹雪とオガクズの粉塵!? の中、雪とオガクズまみれになりながらトラックから降ろし終えて、さぁ〜これからシャワーでも浴びてちょっと出かけるかぁ! なんて思ってたら。
 ついてなかったなぁ。
 なんと水道管のトラブルによって牛舎の中が水浸し!!
 あわてて元栓を締め、修理してから牛舎内の大掃除。大量に溢れた水は牛の糞尿処理の為の尿溝にいっぱいにたまって溢れそうになっている。
 これは今のうちに排水しておかないと明日には大変な事態になってしまう!。いや、もうこの時点でバーンクリーナーという糞尿処理のための機械設備がイカレてしまいそうな非常事態である。
 そこで本来なら日に一度でいいバーンクリーナーを再び動かしながら、水や糞尿の逆流を防ぐために人力での排水にも励む。
 ……こんな説明では緊迫感が感じられないかもしれないが、まったくもって水の力はバカにできないもので、以前、バンクリーナー用の何`もの重さの鎖がはじけ飛んだり、床が壊れて持ち上げられたりと、本当に大きな被害を経験しているだけに油断できないものなのだ。
 ある程度、機械や設備が壊れる心配がないほどに排水できても、夏ならともかくこの時期にはそのわずかに残った水が凍結して動力に不具合が生じたりもする。
 最後の一滴まで……とは大袈裟だが、オガクズでしっかり給水して掃除しておくに越した事は無いのである。
 ようやく、すべての杞憂をはらうぐらいに仕事を終えたときにはもう、夕方。
 せっかくの日曜日だというのに、すっかり遊びそこなってしまった。ちぇっ。