・2001年  ・2002年

 01 幽霊の……
 02 効果に疑問
 03 う〜ん、忙しい
 04 世間は休日……
 05 とまどいの朝
 06 時には「マニュ……」
 07 牛と馬と人間と……
 08 農業日誌から
 09 番外編か?
 10 だって好き……
 11-馬小屋は……
 12-蜂の巣が〜!!(驚)
 13-ジャガイモ娘
 14-カボチャ娘
 15-初出産とお引越し
 

     

時にはマニュアルの「ものさし」 では図れないこともあるのサ!

 ネットで友達になったある酪農家さんが「なんでうちの子牛は弱いんだろう?」と悩んでいた。というのも今年に入って生まれた牛をすでに2頭ほど死なせてしまい、他の子牛もなんだか弱々しくて「これはいくらも値段がつかないね〜」と言われてるそうなのである。
 実はその酪農家さん、同じ道北で士別から割と近い町なので私は実際にその家に遊びに行ったことがあるのだが……、そこの牛舎ってすっごい寒いのである。冬なのに窓も戸も開けっ放し! おかげで室内だというのに風がビュービュー!!人間だって
 「こりゃかなわん!」って、寒さなんだから牛だって寒いんだよ。寒けりゃ牛だって風邪もひくし、とりあえず風邪はひかなくても、あれだけ寒がってブルブル震えていれば健康的にすくすくと育つことも太ることもできないんじゃないかね? あれじゃ弱っても仕方ないわな〜というのが私の率直な感想だ。
 しかしその酪農家にとっては牛舎の寒さにもこだわりがあってのことで「可哀想かもしれないけれど、冬でも牛を積極的に外の空気に慣れさせて寒さに強い基礎体力をつけさせたほうがいいって本に書いてあった」ということらしい。
 確かにそういう内容の話は私も聞いたことがある。
 聞いたことがあるけれどぉ! その本で書かれている「冬」ってどの程度の「冬」を想定して書かれているんでしょうねぇ?
 言うまでもないが内地の冬と北海道の冬じゃわけが違う。しかも道北のこのあたりは北海道でも特に寒い土地で真冬には氷点下30度以下まで下がるのである。いくらなんでも、その本では氷点下30度ってのは想定外なんじゃ……たとえどんなにえらい学者先生の説でも、誰もがその成果を認めるマニュアルでも、その中で語られる「ものさし」では図れない条件の土地もある。
 私たちはまさにそんな土地に住んでいるんだから、マニュアルのとおりにはいかないよね。
 なにより弱ってる牛の様子を見れば寒さが原因だと一目瞭然。牛だって生きているんだもの。少しは快適な暮らしをさせてあげてほしいなぁ。
 しっかし、冬になるとこの辺りの寒さはあらゆる分野で想定外なんだな〜と改めて認識することが結構ある。
 たとえば、何気なく買った寒暖計が氷点下25度までしか目盛りがなくて、それ以下に下がったときは当然計測不可能だったり、車のウインドガラス用の解氷剤もいざ使ってみると氷点下25度以下の時には再凍結して効果なかったり……こうして考えてみると、すっごい所に住んでますよね、私たち(笑)