2001年8月号     1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月   top
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 月光仮面の正体は

         

 たまにあることだが、先日も私が牛に牧草を与えてる時にお客さんが来てしまった。しかもわざわざ牛舎まで。おかげで私の恥ずかしい姿を見られてしまった。
 その時の私の姿ときたら、以前に見た人が「月光仮面みたいだな!」と唸った姿である。別に全身白タイツというわけではない。私は仕事中は頭に手ぬぐいをかぶっている。
 ドラマでキムタクがやって以来、結構カッコイイということになったが、それをいうなら私はキムタクよりもずーっと前からやっていたので流行を先取りしていたと言えよう。(そうかなぁ)
 そして牧草をほぐすと大量の埃がでる。私はその埃で花粉症にも似た症状を引き起こしてしまうので手ぬぐいでマスク代わりに顔を巻く。ちなみに目のモノモライを防ぐためにサングラスも着用である。
 以上の三つのアイテム(頭のてぬぐい、マスク代わりのてぬぐい、サングラス)を装着した姿を想像していただきたい。
 月光仮面の超お手軽コスプレである。
 「農民には見えない素敵な私」というコンセプトで世間を欺いてきたつもりの理加ちゃん、絶体絶命の危機であった……。
 だがしかし、選挙運動でもらった黄緑色の派手なヤッケを着ていたおかげで中に得意の「キルティングのもんぺ」を穿いてることがバレなかっただけ助かったと思おう……。
 以前、うっかり家の中でキルティングのモンペを穿いていたら、訪ねて来た友人にバッチリ見られてしまい、「若い娘がそんなモンペ穿いたらオシマイだよッ!!」と涙目で怒られたものだ。だがあれは非常に暖かいのである。一度はくともう辞められないシロモノなのだ。
 おいおい、今は夏だぞ、と指摘を受けそうだが、先日の夜は寒かったのである。いや、ホントにバレなくてヨカッタ!! 夏だというのにキルティングのもんぺをはいているのがバレたらそれこそいい笑い者である。(って、こうやって書いてしまったら意味がないが……)
 私の仕事中の姿は決して見ないで下さい。「鶴の恩返し」じゃないが、そんなセリフを言わずにはいられない理加ちゃんなのであった。