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 ジンギスカン刑事登場?

         ―「ラーメン刑事」になんか負けないぞ

 先日放送されていた某テレビ局の2時間ドラマ『ラーメン刑事・旭川編』は傑作だった。
 やれ「オバサン刑事」だの「スチュワーデス刑事」だの「祇園入り婿刑事」だの、果ては「大家族刑事」だのととどまるところを知らない人気の“刑事シリーズ”だが、いくらなんでも「ラーメン刑事」ってタイトルはないだろう! とは思ったがこのドラマ、タイトルもすごいが中味も突っ込みどころ満載な滅茶苦茶さだった。
 特にヒロインの旦那の死因は圧巻である。
 北海道民なら誰もがツッコミをいれずにはいられないその死因……それはなんと、層雲峡の崖からの転落死なのである!!
 って、おいおい!!! どうやって登ったんだよ。登山道もなけりゃ、獣道すらなさそうなあの切立った崖をあのゴム長靴でッ!(爆) いくらなんでも無茶だろ、それは……。
 しかし旭川の有名どころのラーメン店のみならず、地元の観光スポットがばんばん出てくるあたり、これは考えてみれば使える手である。
 そこで郷土・士別発展のため私は考えた。
 そうだよ! 「ラーメン刑事」がアリなら、こっちは『ジンギスカン刑事・サフォークランド士別編』と銘うって2時間もののサスペンスドラマを作ってしまうのである!
 うーむ、これは我ながら名案だ!! ジンギスカン刑事で町おこしである。
 まず、基本だがジンギスカンが異常に好物なため、同僚から“ジンギスカン刑事”と呼ばれる主人公には、市内のいたるところでジンギスカンを食いまくってもらい、士別のお食事どころをどーんとアピール。
 そして「羊飼いの家」で“祖神の松”の噂を聞いた主人公がそこへ向かう途中、なんと川西の山奥で遭難してしまうのである! なんせ川西は「川西で迷わなくなったら一人前の農協職員だ!」と農協で語り継がれるほど、道に迷いやすい土地だ。遭難するにはもってこいなのである。
 なになに? なんで西士別内を徒歩で移動しているはずなのに川西で迷うんだ、だと?
 細かいことを気にしちゃいけない。それを言うなら「ラーメン刑事」など旭川の警察署から出て、考え事をしながら歩いているうちに三浦綾子記念館に着いてしまったのだぞ?(そんなばかな!)それを思えば、この程度の矛盾で文句は言わせない。
 さて、遭難した山奥はなぜか見覚えのある風景……それは主人公がたまたま見た士別出身の水戸ひねき監督の映画「ホームシック」の撮影場所であったのだ。
 おっと、そりゃうちの畑じゃねえか(笑)、ってことは主人公を助ける「まきばの少女役」は私に決まりネ! ウフフ(おいこら、それが目的か?自分!)
 その後は武徳で熊と遭遇したり綿羊の毛刈りや大和牧場で退牧の手伝いをさせられたり、上士別遺跡で大変な発見をしたり、日向スキー場でリフトから突き落とされたりと数々のエピソードを織り込みつつ見事殺人事件を解明してゆくのである。(で、肝心の殺人事件って……)
 うーん、素晴らしい!! これはさっそく「ジンギスカン刑事・企画実行委員会」を組織しテレビ局へ陳情しなくては。
 あたし、結構本気です(笑)