2001年6月号    ● 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 ●  top
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 人も犬もパニック

     ―イモ蒔きとなると、なぜか

 少々時期を外したが、少し時間を戻して5月中のイモ蒔きの話を紹介しよう。
 わが家のイモ蒔き機械は、まったく昔ながらの旧式。後ろに二人ぶんの椅子が設置されている。というのは、種芋の入った箱の底の扉を手動で開いて二つの大きな円盤の上に落とさなければならないからだ。
 後はそれぞれの円盤が勝手に回ってイモを一つずつ畑に落としてくれる寸法なのだが、イモの大きさと土地の傾斜具合によってはいっぺんにたくさん落ちてしまうので、どうしても人の管理が必要なのだ。
 ところが去年は母が入院していたので私が一人でこの二人分を見るハメになった。いや、これは大変だった! 目も手も忙しいが、何より二つの椅子の真ん中にお尻をのせていたせいで私のお尻は二つに割れてしまったのだ!!(あ、最初からか(爆))
 だが、その様子を見かねて隣に住むイトコが忙しい中、わざわざ手伝いにきてくれたのだ。うわーん、感謝感激雨あられ……。
 しかし、このイトコ・由香利ちゃんには必ずオマケがついてくる……そう、愛犬のどれかである!(いっぱい飼ってるので、そのつど違う犬がくる)
 その時やってきたのは、ちょっとおばかで弱虫毛虫のアセラ。するとアセラを格好のイジメのターゲットにしている近所の愛犬リュウが嗅ぎつけて、わが家の畑へやってくるではないか!!
 さぁ、そりゃあもう大騒ぎだ。二匹はトラクターの周りをウロウロ、ウロウロ。危ないったらありゃしない!!
 作業中のトラクターときたら動く速度もゆっくりなので犬がじゃれるにはちょうどいい。ま、アセラにとってはじゃれる……なんてレベルの話じゃなかっただろうが。
 見かねた飼い主の由香利ちゃんは、アセラをイモ蒔き機械の種芋を入れるところに座らせリュウの追撃から避難させた。
 ところがアセラのピンチは終らなかった。種芋と一緒に機械に入れられたアセラはだんだんと機械の中に落ちてゆき、由香利ちゃんが種芋を手元の円盤に落とそうと底蓋を引いた途端にイモの代わりにアセラの足が!!
 焦るアセラ、笑う私達。ああ、可哀想にアセラ。こういうのを犬にとっちゃ有難迷惑というんだろうな(笑)
 しかしアセラのせいで、もたついてはしまったが、由香利ちゃんという手馴れた助っ人で去年のイモ蒔きは大変はかどったのであった!
 さて、問題は今年だ。
 脳梗塞の後遺症であまり仕事ができない母が、このイモ蒔きに大変な意欲を見せているのである。曰く、椅子に座ってイモを見るくらいなら……ということらしい。
 だが、そうは言ってもイモの状態を見ながら並べたり取ったり……という作業は意外に手が忙しい。というわけで、今年はちょっぴり時間がかかってしまった。
 しかも母はパニック体質。少し遅れるともうタイヘン。イモがくっつきあって上手く円盤に落ちてこない時などは底蓋を開けるのも忘れて機械を叩いて大暴れ。底蓋開けたら落ちてくるっちゅうの(爆)
 なんちゅうか……面白かったなぁ(←笑ってないで助けてやれよ(笑))
いやまぁ、楽しく笑顔で働けるっちゅうのはイイことだ!(でも笑顔でいたのは私だけ(爆))