郷土史「南町」には明治時代の開拓の様子が、写真で紹介されている。現在、南町という町名はない。
 戦後すぐに米軍が士別市街地全図をを上空から撮影した写真では、旧南町地区は今の12丁目から南側全域にわたって農地が広がっている。その広大な農地の合間に民家がぽつりぽつりと点在していた。
 その南町、「本市の屯田誕生と時を同じくして息吹始めた由緒ある公区である」(郷土市「南町」)と記してあり、開拓の鍬が入ったのは古い。「地味肥沃で樹木が空をおおい、熊笹が背丈以上に生い茂っていた」のである。
 その地に小学校や中学校が建設され、急速に宅地化が進むとともに、今や市内で唯一の人口増加地域となっている。
 そこに士別市ではもっとも新しい住宅街が誕生した。道内の大手ハウスメーカーが分譲した「アイシティ士別」。平成9年4月にオーナーを募集し、現在では39区画がが完売した。
 かつては小川が走り、農地だった土壌にモダンで個性的な明るい雰囲気の家が建ち並ぶ。ここは市内ではもっとも新しく、大きな変貌をとげた街の顔である。 
昭和40年代に入ってから急速に宅地化が進み、最新の住宅街「アイシティ士別」も誕生している。