道北日報2000年月別ヘッドライン
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 地域の中で子どもの数が減少し士別市内では白山、兼内の両校が閉校した。上川北部、宗谷地域の懸案だった特急スーパー宗谷が開通した。士別市では徹底したゴミ分別収集がスタートし、一般ゴミが半減した。


 【3月】

 介護保険事業計画案などを示す
 士別市保健医療福祉対策協議会がこのほど、市民文化センターで開かれ、士別市高齢者福祉計画・介護保険事業計画案について協議し、市から計画案が示された。
 同案では第一号被保険者の保険料については、基準額で三千百四十一円としており、本人や世帯の市民税課税状況に応じて保険料を五段階に設定している。

 四月一日から給油所利用者のゴミ引き受けず
 士別石油協会に加盟する市内の給油所は、四月一日から給油所利用者のゴミを引き受けないことにしており、利用者に協力を呼びかけている。各給油所では、これまでサービスの一環として車内のゴミを引き受けてきたが、四月一日からは市内でも分別品目が増加することにより、引き受けるゴミの分別処理にかなりの人員や時間を割くことになることから、協会としてゴミの引き受けを行わないことにしたもの。

 最終処分場の設置場所を決定
 朝日町議会第一回定例会が九日に開かれ、武市昇町長が十二年度各会計予算大綱について述べた。また、情報公開条例の制定など22本の議案を原案通り可決した。
 塵芥処理事業については「最終処分場の設置場所を上似峡の町有地に決定した。十二年度においては、実施年度等を道と協議することになっている」と新たな最終処分場の建設に向けて準備を進めていることを明らかにした。

 九十年あまり続いた白山小学校の歴史に終止符
 さよなら、我が母校―士別市立白山小学校の「閉校式」が十二日に同校体育館で行われた。式には同校卒業生、地域住民はじめ士別市内の学校関係者など約百人が出席した。
 スーパー宗谷、順調な滑り出し

 JR士別駅で十一日、この日から運行を開始した「特急スーパー宗谷」のオープニングセレモニーが行われた。ホームに車両が到着すると見守る列車ファンや市民などから歓声があがり、長年の夢だった特急運行に大きな期待が寄せられていた。
 週末と重なった十一日は、士別から稚内方面へ向かうスーパー宗谷1号の乗降者が十一名、士別から札幌方面の同2号乗降者が四十四名で、十二日は同1号十三名、同2号を二十五名が利用した。

 高校存続には町立も視野に
 第一回定例会会期中の和寒議会は十二日、サンデー議会を開き一般質問を行い八氏が登壇した。将来的な和寒高校存続への展望については「道立での運営が難しくなった場合、町立も視野に入れている」と、存続に強い意志を示した。傍聴席には一日を通して十人が傍聴に訪れていた。

 温泉施設建設に向けボーリング
 士別市の経済の活性化、雇用の増大を促進できればと、市内の複数の有力経済人の出資による温泉を利用した施設建設のためのボーリングが進んでいる。資本金四千五百万円による株式会社の設立も終え、穿孔(せんこう)も進んでおり、すでに二十五度の温泉を汲み上げる状態に達している。

 全体の84%が運動不足感
 士別市教育委員会は、市民のスポーツに対する意識とそのニーズを探るため「士別市スポーツ意識調査」を実施したが、その結果を調査報告書にまとめた。
それによると、日常的なスポーツの取り組みは、五十代以上の壮年層で活発に行われている一方、若年層のスポーツ活動が前回調査よりも減少している。また、全体の84%が日ごろの運動不足を感じていると答えている。教育委員会では、この調査結果を今後のスポーツ行政にいかしていきたいとしている。

 「サンデー議会」に市民、高い関心
 士別市の十二年度予算案を審議する士別市議会予算審査特別委員会が、十九日に開かれた。この日は「サンデー議会」として総括質疑が行われ、休日の議会開催に約六十人の市民が訪れ、議場で繰り広げられた質疑に見入っていた。

 九十五年の歴史にピリオド、兼内小が閉校式
 士別市立兼内小学校の閉校式が二十日に同校で行われ、卒業生や地域住民、来賓など百人近い人が長い間地域を支えた学舎に別れを告げた。
 平成十年にはついに児童数が10人を切り、今後の入学生も見込めず少人数では子どもの成長に不安があることなどからPTAが話し合い、上士別小学校との統合を決めた。

 和寒町助役に鈴木輝男氏
 和寒町議会は二十二日に臨時議会を開き、任期途中に勇退する森舟二助役(68)の後任として現総務課長の鈴木輝男氏(56)の選任に同意した。

 絵本テーマに中心市街地活性化
 剣淵町街並み整備基本計画策定委員会と同作業部会の合同会議が二十四日に町民センターで開かれ、「物語のある絵本の里づくり」をテーマにした剣淵町中心市街地活性化基本計画をまとめた。

 士別市で人事異動、介護保険課を設置
 士別市は一日付で人事異動を発令する。今回の異動は、定年退職者の補充と新規採用者および長期在籍者を中心としたもので、異動者数は八十二人となった。また、四月から始まる介護保険制度に対応するため、これまでの介護保険準備室を廃止。介護保険課とし、体制整備を図っている。 

 ハクチョウ、例年より一カ月も早い飛来
 今年も春の訪れとともに士別市多寄町31線の「白鳥の宿」に福島県猪苗代湖などからシベリアへ向かう途中のハクチョウが羽根を休めており、静かだった古沼も賑やかさを増し始めている。
 今年、北上するハクチョウの第一陣が顔を見せたのは二月十一日。多寄白鳥を守る会の会長、佐久間行吉さんが七羽を確認した。例年、3月中旬頃からやって来るといい、本州地方の暖気が原因のよう。
 一カ月も早くこの地を訪れるのは十年間にわたって世話をしてきた佐久間さんも始めてのことだという。

 【5月】

 ゴミの分別収集で電話による問い合わせが殺到
 士別市は細かく仕分けされるゴミの分別収集を四月一日から実施するが、この内容についての電話による問い合わせが市環境生活課に殺到している。三十一日には開庁と同時の朝から電話が鳴りっぱなし。担当職員は一時たりとも手から受話器を手離すことができず、「市民が慣れるまでの当分の間は、この状況が続きそう」と応対に汗だくだく―。

 三百二十六人が在宅ケアプランの作成を行い、介護給付
 一日から始まった介護保険制度にともない、士別市でも各種サービスが始まった。不安も多かったが、士別市は三月末までに希望者全員のケアプラン作成が終了しており、順調なスタートを切れたよう。
 士別市では要介護認定の審査を済ませた人が七百十八人。そのうち要支援・要介護の判定を受けたのが六百三十四人。
 在宅介護サービス希望者は三百九十九人で、その中で三百二十六人が在宅ケアプランの作成を行い、介護給付を受けることになっている。

 新入学児童、一市三町で二百七十八人
 士別・和寒・剣淵・朝日の一市三町の小学校は、六日に入学式を行う。一市三町で一年生となるのは士別市が百九十五人、和寒町三十九人、剣淵町三十六人、朝日町八人となっている。入学児童が一人だけというのは、士別市の下士別小学校と、和寒町の三和小学校、大成小学校の三校となっている。

 分別収集で一般ゴミは半減
 士別市は四月からゴミの分別で、プラスチックと紙製の容器包装類を追加。三日には今年度最初の一般ゴミが、そして4日には白色トレイとその他プラスチック類の収集が行われた。特に一般ゴミについては、分別品目を増やしたことで通常の収集量に比べ半分程度に減少。

 「恵み野ホール」がオープン
 近代的設備を整えて生まれ変わった和寒町公民館「恵み野ホール」の開所式が四日に行われた。総費用九億五千二百万円あまりを投じて今年二月に竣工。
 なごみホールにはそれまでなかった冷房を備えた空調設備が完備され、音響照明設備も多目的な利用が可能な近代的設備が整えられた。

 「すくすく赤ちゃん誕生記念」の第一番目に記念品
 士別市は乳幼児健やか成長支援事業の一つとして、四月から「すくすく赤ちゃん誕生記念贈呈事業」を実施しているが、その第一号の贈呈が十一日に行われ、田苅子進市長から、三日に誕生した赤ちゃんのお母さんに記念品が贈られた。

 「全日本玉入れ選手権」が「第四回ふるさとイベント大賞」の部門賞に
 全国各地で支部設立が活発化するなど、和寒町のまちおこしに大きく貢献している「全日本玉入れ選手権」が「第四回ふるさとイベント大賞」の部門賞に輝いた。この賞を受賞したのは道内では三番目、上川管内でははじめて。

 農畜産物の輸送、住民の生活路線に期待大きい「下北大橋」が完成
 剣淵町から士別市、風連町に抜ける国道四〇号線の西側の補完道路として、士別市、地域待望の「下北大橋」が十三日完成した。橋の長さは二百十b、総工費は約二十四億六千万円となっている。

 「士別歩こう会」に会員三百人
 ウォーキングで健康な体づくりを―「士別歩こう会」の設立総会が十五日に士別市総合体育館で行われた。今年二月から愛好家らが設立準備会を結成して進めてきたもので、口コミなどで会員は三百人に達するほどの関心を集めている。

 ランニングコースにクマ出没
 二十三日午後二時十分ごろ、士別市西士別町2269番地の士別市グリーンスポーツ施設内で、ランニングに来ていた市民がクマを目撃し、士別警察署に通報した。この通報で、士別署と士別市の職員らが出動して対応にあたった。クマが施設内を出た形跡が確認されていないことから、ここを管理する士別市教育委員会ではグリーンスポーツ施設内を「立入禁止」とした。しかし、二十四日午前に猟友会のメンバーが、東の沢方面に抜けるクマの足跡を確認したため、立入禁止の措置は解除された。

 統合保育所の実施設計を発注
 士別市は市内にある二つの保育所を統合した保育所の建設を来年度に予定しており、その実施設計を二十五日に発注した。建設予定地は東5条北5丁目。
 統合を予定しているのは、北星、あすなろの二カ所。この他、母子通園センター、ほくと児童館も併設し、子育て支援センターを新設する。完成予定は平成十四年度。総事業費は約四億五千万円。