道北日報2000年月別ヘッドライン
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 シドニーオリンピックを直前に控え、士別市に選手たちの合宿が相次いだ。市街地が突発的な暴風雨に襲われ、ポプラの大木が倒れる被害なども発生。北海道農材が士別市に新鉱山開発と工場を建設。剣淵の気象観測で最大の降水量となったり、シカの食害が増加した。
 
 
 【7月】

 秋に人づくり・まちづくりの協議会を設置
 士別市は生涯学習によるまちづくりを進めていくため、昨年十二月に「人づくり・まちづくり推進本部」を設置。また今年二月には庁内にワーキンググループを設けている。

 花嫁対策の相談員制度を全面的に廃止
 士別市担い手対策総合推進協議会の平成十二年度総会が市役所来賓室で開かれた。市をはじめ市内の各関係機関は、これまで花嫁対策推進協議会として、農業後継者の花嫁対策を進めてきたが、この日の総会で担い手対策総合推進協議会に組織を再編。これまで市が委嘱していた相談員制度を全面的に廃止し、花嫁対策についても市民全体の取り組みとし、総合的な担い手対策の一環として活動を行っていくことにしている。

 約六割の七十九人が地元での就職を希望
 士別市雇用対策協議会などが主催する「新規学卒者地元産業説明会」が七日、市民文化センターで行われた。説明会には地元企業など七社と約七十人の高校生が参加。高校生らは、それぞれの企業の説明を熱心に聞いていた。
 士別地方の五つの高校における五月末現在の就職希望者は百三十六人。そのうちの約六割にあたる七十九人が地元での就職を希望している。

 「朝日町の宝物」テーマにワークショップ
 朝日町商工会は、道と町の支援を受けて地域振興事業対策事業を実施し、地域振興ビジョンの策定を行うが、十日にはサンライズホールで具体的行動プログラムの策定を担うワークショップが開かれた。この日は、初めてのワークショップ開催となり、「朝日町の宝物」をテーマにして、専門部会ごとに話し合いを行った。

 縄文中期の「敲石」出る
 士別市上士別町大和でこのほど、石器が発見された。見つかったのは「敲石(たたきいし)」で縄文時代中期(四千年〜三千年前)のもの。16a×10aほどの大きさの石器は当時くるみやどんぐりなどをつぶして粉末にするために使用されたものと思われ、生活道具の一つとされている。

 高校再編に備え検討委員会設置
 士別市教育委員会は、市内高等学校の今後の教育のあり方などについて検討を行う士別高校教育検討委員会を設置、12日に市民文化センターで第一回目の委員会を開いた。

 河道整備などに向け天塩川河川整備促進期成会を結成
 上士別の町民有志がこのほど、天塩川河川整備促進期成会を立ち上げ、十二日には同期成会の役員が田苅子進市長に対して、上士別地域における天塩川河川環境整備について要請を行った。

 北海道農材が士別市に新鉱山開発と工場建設
 土石窯業製品製造販売で道内最大手である北海道農材工業株式会社(本社札幌市)の櫻井社長が十四日、田苅子進市長とともに上士別における新鉱山開発と工場建設に関しての会見を行った。会見で櫻井社長は、上士別町27線南で今年十月から新鉱山開発のための工事の着手。来年十月から石灰石採掘の本格的な操業を行うと発表した。新鉱山開発に伴い、二十五人前後の職員が配置され、このうち十人前後は地元採用を計画している。

 シドニー五輪直前に士別で合宿
 九月に行われるシドニー五輪の直前合宿として、八月半ばから女子マラソンに出場する山口衛里選手(27)=天満屋=が、士別で合宿を行うことになっている。
また、同じ時期にはシドニー五輪に出場する日本陸連短距離陣の合宿も予定されている。

 「士別市子どもセンター」を設置
 子供たちを対象とした学習情報提供を進めていこうと、士別市教育委員会はこのほど「士別市子どもセンター」を設置した。子どもセンターでは、子ども会育成連絡協議会やPTA連合会、さらには教育委員会の関係機関などで実行委員会を組織。今後は、情報紙を発行するなどして市内の小・中学生を対象にした学習情報の提供を進めていくことにしている。

 暴風雨でポプラの大木倒れる
 二十五日午前九時三十分ごろから士別地方を襲った暴風雨により、士別市内では街路樹が倒れたり、路肩が崩れたりなど二十カ所で被害があった。市ではただちに災害対策本部を設置し、被害カ所の確認や復旧作業などを進めいている。
 市内での被害は、水郷公園キャンプ場付近で直径70a、高さ約25bのポプラの大木が倒れ、近くにあった水銀灯と雨水枡を壊したのをはじめ、市道北静川北温線での陥没など、街路樹の倒木が九カ所、市道での土砂流出や路肩の崩れなどが九カ所、その他二カ所、合計二十カ所で被害が確認されている 

 エコ・ポスト、回収した空き缶の数は四千八百四十一個
 士別市中心商店街振興組合は、大通の「ふれあいプラザ」に空き缶回収機(エコ・ポスト)を設置している。六月十四日の設置から二十四日までに回収された空き缶の数は四千八百四十一個。一日平均にすると百十八個の回収となっており、同振興組合事務局では「まずまずの回収状況」と見ている。

 七月はセンターの気象観測で最大の降水量
 七月に入ってから雨天の日が続いていたが、剣淵町農業振興センターの観測によると、一日から二十六日までの降水量は212・5ミリに達している。農業振興センターが気象観測を始めた1992年以降では、七月中の降水量としては今年が最も多い量なっている。特に、二十五日に51_の降水量を記録したのをはじめ、十五日には47_など、まとまった量の雨が降るケースが目立っている。

【8月】


 「少子化対策・子育て支援キャンペーン企画会議」を立ち上げ
 士別市民の少子化対策と子育て支援に対する関心を高めていこうと、士別市は「士別市少子化対策・子育て支援キャンペーン企画会議」を立ち上げ、第一回目の会議を三十一日に開いた。

 貸出件数はチャイルド、ベビーシート合わせ百十一件
 士別市は、今年三月からチャイルドシート貸与事業を実施しているが、これまでの貸出件数はチャイルドシート、ベビーシートを含めて百十一件となってい。

 特養に高齢者生活福祉センターを併設
 朝日町は平成十五年度からの供用開始を目指して特別養護老人ホーム美土里ハイツに高齢者生活福祉センターを併設する。自立可能な一人暮らしのお年寄りや老夫婦が入居対象で、十五部屋十七人の入居が可能。施設の運営には生活援助員二人を新規に配置する。

 個人ボランティアの登録数は百十二人と過去最高
 士別市ボランティアセンターが個人ボランティアの登録を始めて今年で5年目を迎えている。個人ボランティアの登録数は、現在までに百十二人と過去最高となっており、市民のボランティア意識の高まりを示している。

 分別収集始まり、お供え物の処理に苦慮
 士別市内にあるしべつ霊園はお盆を迎え、たくさんのお墓参りの人たちで賑わっているが、市ではお参りに来る人たちが置いていくお供え物の処理に苦慮している。供物については、持ち帰りを呼びかけてきているものの、大半はそのまま墓前に置いていくケースがほとんど。市は毎朝、職員が赴き供物の処理を行っているが、その量は毎日小型トラック一台分になるほど。特に四月から分別品目が増えたことで、分別作業にもかなりの手間がかかっている現状。市外からの参拝者も多いことから、市では「時間をかけて理解してもらうしかない」と話している。

 シカの食害増加傾向に
 士別市内で、シカによる農作物への被害が目立っている。シカが畑作地などに入り、作物の葉などを食べてしまう食害で、今年に入って市に届け出のあった被害だけでも九件あり、その被害額も年々増加傾向にあるという。山林と地続きとなっている畑作地では、光に反射するテープなどを張りめぐらせるなどの対策を講じているが、実際にはあまり効き目もなく、なかばあきらめている農家の人たちも少なくないようだ。

 愛知県三好町と踊りで交流
 夜咲恋そぅらんサムライ士別のメンバー二十人が二十日に愛知県三好町で開かれる「いいじゃんまつり」に参加する。
 三好町到着後は三好フージャーズといいじゃん踊りの合同練習。まつり本番では、オープニングで同チームのオリジナル曲を舞踏したあと、町民と一緒にいいじゃん踊りを楽しむ。

 群馬県新町の新町スポーツ少年団と交流
 多寄スポーツ少年団の役員と団員ら六人が七月下旬から八月上旬にかけて、複合型スポーツ少年団の視察研修を行った。同団が初めて実施した独自交流事業で、群馬県新町の新町スポーツ少年団の活動に参加。運営や活動内容など今後の参考になるたくさんの成果を持ち帰っている。

 シドニーに備え短距離とハードルの五輪代表選手が合宿
 シドニーオリンピックを1カ月後に控えた十五日から、日本陸連男子の合宿が士別で行われている。今回顔を揃えているのは短距離とハードルの五輪代表選手とスタッフ約二十名。

 高速道路でロードレース
 高速道路を自分の足で、自転車で走ってみませんか―と十月に開通する旭川鷹栖〜和寒間の高速道をコースにした「町民ロードレース大会」が九月十七日に開催される。和寒町などの主催で、町民のみを対象に参加者を募集している。

 利用者の8割が旭川市民
 剣淵町の桜岡パークゴルフ場高台コースが今年七月一日に士別地方ではじめて有料化してから一カ月半あまりが過ぎ、利用者の動向が明らかになっている。有料化から八月十五日現在までの総利用者数は約三千五百人。その八割が旭川からの利用者で、ほかに町民が一割、士別・名寄方面の利用者が一割となっている。

 手作業で金比羅神社神殿を大移動
 上士別町民や信者に六十六年間親しまれてきた金比羅神社神殿の大移動が二十八日、有志たちの手によって行われた。急峻な山肌を少しずつ滑らしながらの木立を縫ってのこの「祠(ほこら)下ろし」、見学に訪れた近所の人たちも一生に一度見られるかどうかのこの光景に目を見張っていた。

 簡易包装と割り箸回収の協力要請
 士別市ごみ減量化推進協議会と士別市はこのほど、市内の商業団体や事業所、関係機関に対して簡易包装と割り箸回収の協力要請を行った。特に簡易包装については、日専連士別会、士別商工会議所をはじめ、二商業団体と七事業所に対して協力を求めており、依頼を受けた商業団体などは、具体的な取り組みは今後の検討課題としながらも、基本的には簡易包装運動の展開について前向きに協力していく姿勢をみせている。