道北日報2000年月別ヘッドライン
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 大雨で農作物に大きな被害が発生した。この地方の人気スポーツはパークゴルフ。士別市教委は特認校を来年四月から実施することで検討に入った。士別市が交流を重ねてきた三好町との友好都市提携の調印が行われた。
 

 【9月】

 救急業務で日本道路公団と士別地方消防事務組合が協定書を締結
 北海道縦貫自動車道旭川鷹栖−和寒間は十月四日に開通するが、それに伴いこの区間での救急業務について、日本道路公団と士別地方消防事務組合がこのほど協定書を締結した。協定書では、旭川北インターチェンジから和寒インターチェンジまでの上り区間の救急業務について士別地方消防事務組合が受け持つことになっている。
 
 ●旧上川農業試験場跡地で砂利採取始まる
 資源の有効活用を図ろうと、旧上川農業試験場跡地で二十九日から砂利の採取が始まっている。砂利採取については、士別市と天塩川砂利販売協同組合が契約を取り交わし、同組合が行っているもので、今年度は約三万二千dの砂利採取を見込んでいる。

 大雨で農作物にも被害
 一日夕方から道北地方で降り続いた大雨は、各地で農地の冠水・浸水をもたらすなど、その被害が徐々に明らかになってきている。和寒町では約九十四fの農地が冠水。さらに、町道ののり面崩壊や路面流出なども報告されている。
剣淵町でも十・六九fが冠水し、二・二fの農地が浸水した。
 士別市でも、二日朝に災害対策本部を設置して市民らに警戒を呼びかけてきたが、現在その被害状況について調査を急いでいる。

 走り高跳びで全国六位に、士別では初
 長崎県で八月二十三日・二十四日に行われた「全日本中学校陸上競技選手権大会・走り高跳び」に出場した長谷川透君=士別中3=が六位に入賞した。

 高齢化率がより顕著に
 士別市の八月末における人口構成では、五十歳以上五十五歳未満が最も多く、全体の八・一%を占めている。また六十五歳以上の人口は五千五百六十九人で、高齢化率も23・5%となっている。

 人気のスポーツはパークゴルフ
 士別市総合型地域スポーツクラブ運営委員会は、総合型スポーツクラブアンケートを実施し、その集計結果をまとめた。それによると、最近取り組んでいるスポーツや運動で最も回答が多かったのがパークゴルフで、その人気の高さをうかがわせている。

 緊急地域雇用対策事業で千五百人の新規雇用創出を見込む
 緊急地域雇用対策事業で、士別市は今年度に五件の事業を実施する。今年度の事業費は、一千八百九十万円で、延べにして約千五百人の新規雇用創出を見込んでいる。

 「サウスタウン青葉」3LDKの申込み、もっとも多く
 士別市は道の委託を受けて、現在市内で建設中の道営住宅「サウスタウン青葉」の入居申込みを受け付けていたが、申し込みが締め切られ、三十六戸の募集に対して九十三件の申込みがあった。

 介護サービスの利用は在宅利用、施設利用あわせて8割
 士別市は、介護保険制度における各種サービスの利用状況を把握しようと、「要支援」「要介護」の認定を受けた人たちを対象にしたアンケートを実施したが、その結果がまとまった。それによると、介護サービスの利用は在宅利用、施設利用あわせて84・4%の人たちが利用している。一方で、介護サービスを利用しない理由としては、「自分・家族でできる」が約五割を占めており、「利用料負担が大きい」という理由も5・3%あった。

 パラリンピックに向け選手ら5人がが士別で最終合宿
 もう一つのオリンピックであるパラリンピックに出場する選手が士別で最終合宿を行っている。今回初めての受け入れとなる選手団は盲人マラソンに出場する三名と伴走者二名の計五名。

 市教委、特認校を来年四月から実施を検討
 士別市議会定例会の木島清議員の一般質問で、朝日保教育長は特認校指定の検討を行っていることを明らかにした。士別市教育委員会は、来週中にも校長会で特認校に関した具体的な案を示し、十月中にはその結論を出し、来年四月から実施する考えでいる。
 教育委員会が検討を行っている「特認校」は、児童・生徒の保護者が希望すれば、通学区域外であっても指定された学校に通学することが可能となる制度。

 士別地区被害者支援連絡協議会が発足
 犯罪や事故による被害者を支援していこうと、士別地区被害者支援連絡協議会の設立総会が二十二日、士別警察署で開かれた。
 士別地方においては、凶悪事件のような発生はないものの、交通事故等による被害者の精神的・経済的フォローは、警察だけでは充分に対応できないことから、自治体や関係機関が連携をとり、被害者支援の受け皿を作っていこうと、士別警察署の呼びかけで被害者支援連絡協議会を設立することになった。

 高橋尚子選手、無名時代に士別で合宿、ハーフに出場
 シドニー・オリンピックの女子マラソンで高橋尚子選手(積水化学)が優勝したが、同選手は95年に士別市に合宿に訪れ、第九回士別市ハーフマラソン大会に出場している。
 まだ無名に近く、招待選手ではなく、リクルートチームの選手として士別市で実業団合宿に加わり、その合間に参加した選手だった。この時は1時間 15分40秒で五着という成績だった。

 後継者のいない農家、6割強
 道は、農業経営の実態や将来の意向について「営農意向調査」を実施。士別市内でも九百七十四戸の農家が調査の対象となった。士別市分の調査結果によると、経営者の年齢構成では六十歳以上農家が29・5%と全道平均を下回っているものの、後継者がいない農家については66・3%と、全道平均を上回っている。

 先生も社会勉強、福祉施設で三カ月
 社会勉強を通して学校の先生に広い視野を身につけてもらおうと道教委が実施している「教員長期社会体験研修」を利用して、和寒町立北原小学校の教諭が町内の老人施設で3ヶ月間の研修に臨んでいる。大学時代は福祉を専門に学んでいた先生だが、思った以上に気力や体力を使う現場での仕事に多くのことを学びながら奮闘している。

 多寄神社で新社殿が完成
 このほど社殿が完成した多寄神社で二十八日、御霊を仮殿から移す「御造営正遷座祭」が斎行され、関係者らが新築を祝った。新社殿の建立は百年記念事業の主たるもの。
             
 【10月】

 農村公園「わんパーク」、郷土資料館「まなべーる」に決定
 道の中山間地域総合整備事業により朝日町がサンライズホール北側に建設している農村公園と郷土資料館の愛称が決まった。
 名称は農村公園が藤田尚美さん(三区)の「わんパーク」に、郷土資料館が加茂利明さん(四区)の「まなべーる」に決定した。

 グリーンスポーツ施設内でクマ、春に続き目撃
 士別市内のグリーンスポーツ施設内で、九月二十四日にクマが目撃され、施設を管理する士別市教育委員会は、グリーンスポーツ施設を利用する市民に注意を呼びかけている。

 「子育て支援ライブラリー」が完成
 本は心の栄養です―市立士別図書館と同館の温根別分館、上士別分館、多寄分館にこのほど、「子育て支援ライブラリー」が完成した。安心して子育てができるように、また子どもが本に触れるきっかけになればと整備したもので、専門書や絵本を豊富に揃えた。各館とも「大いに利用して」と話している。

 市民は塩分の取り過ぎ?
 士別市はこのほど、「栄養改善計画」を策定した。この計画は、平成九年度に市民を対象に実施した栄養調査の結果に基づき、道内の他市町村に先駆けて策定したもの。
 調査結果では、塩分の取り過ぎ、カルシウム不足、穀類の摂取不足が浮き彫りになっており、改善計画はこれらの具体的な改善目標値などを定めている。

 愛知県三好町との友好都市提携を調印
 士別市と愛知県三好町との友好都市提携調印式が六日、士別グランドホテルで行われた。士別市と三好町との交流は、互いにトヨタ自動車の関連施設を有することが縁で1993年から始まり、八年越しの交流を経て今回の友好都市提携となった。

 「職人」多数集まり「士別市産業フェア」
 市内にある技術を見て、体験しようと、ラブ士別・バイ士別運動推進協議会主催、はまなす財団後援の「士別市産業フェア」が七日と八日、士別市役所前で開かれた。初めて開催する産業フェアは、市内の農・商・工のものづくりの技術一堂に集め、市民に紹介しようという試み。会場には、市内で活躍している「職人」が多数集まり、数々の技術を披露。会場を訪れた市民も体験を通して、その技術の高さに目を向けていた。

 来春卒業予定の高校生、低調な内定率
 来年春に高校を卒業する新規学卒者の九月三十日現在における就職内定者は十七人で、内定率も12・4%と低調となっている。

 朝日町で農産物直売交流施設が完成
 消費者と交流を図ることで生産者の意欲を高めようと朝日町が建設していた農産物直売交流施設がこのほど完成した。施設は士別方面からの入り口に位置し道道に面しており、文字通り朝日町の玄関口として交流人口の拡大につながることが期待されている。

 士別小で校歌でうたわれている「桜」を植樹
 士別小学校の六年生ら約八十名が十六日、同校グラウンド南側に桜の植樹を行った。校歌でうたわれている「桜」を増やしたい、という児童の願いから実現したもので、秋空の広がる空の下、来春の開花を楽しみにしながら桜を植えていた。

 上川支庁北部耕地出張所の新事務所が着工
 上川支庁北部耕地出張所の新事務所起工式が十八日、士別市東山町の旧上川農業試験場跡地で行われた。新事務所そのものは来年三月下旬の完成予定となっており、早ければ新年度早々にも新事務所に移転することになっている。

 温泉施設は市街地へ
 朝日町の新しい街並みの構想を目的とした地域振興対策事業の策定にあたっている実行委員会が二十三日、第三回の会議を開き、町づくりの核として必要な施設に焦点を絞って議論した。建設場所は観光客を呼べる岩尾内湖より、町民が利用しやすい市街地への建設が望ましいと結論づけた。

 財政健全化の維持が必須
 士別市の田苅子進市長は二十五日、各部課長に対して平成十三年度予算編成方針を示した。それによると、市内経済の活性化に配慮しつつも、行財政改革推進計画の着実な推進により健全財政を維持しながら、事業の優先度・緊急度を考慮し、財源の重点的配分を徹底しながら可能な限り市民の意思を反映することを求めている。また、来年度は第4次総合計画の前期五カ年実施計画最終年度となることから、前期計画の検証を行い後期五カ年実施計画も視野に入れた事業構築につとめることとしている。

 都市女性農村生活体験事業で2人が滞在決意
 道外の女性に和寒町で農業を体験してもらう和寒町都市女性農村生活体験事業が、今月末日で五ヵ月間の研修期間を終了する。今年の実習生は六月から来町していた二人と、七月から急きょ参加した姉妹を加えた四人。四人のうち二人はしばらく和寒町に残る決心をしており、若者が和寒町に魅力を感じて滞在を続けることに関係者は両手をあげて喜んでいる。