士別市とこの10月4日に友好都市提携を結んだ愛知県三好町の「産業フェスティバル2000」開催に合わせ、士別市では一行28人の視察団を組んで、11月4日から六日まで三好町に足を運んだ。トヨタ博物館、豊田市内にある鞍ヶ池記念館、産業フェスタ、第3セクターによる大型商業施設などを視察し、いずれもその規模の大きさに圧倒されるとともに、人口が急増する都市とあってフェスタには子ども連れの若夫婦が多いのにも驚かされた。
  また士別市の馬鈴しょの評判の高さやこれからの交流に対する期待度の強いことも教えられた。工・商を中心にした農業都市とはまったく形態の違うこの三好町。同行取材を通して見聞してきたことを紹介する。


 メモ1●
  三好町の行政面積は32平方キロメートル。ここに約4万6千人を超える人々が生活してる。昭和33年に町政施行。
 ちなみに士別市の面積は597方キロメートルで、三好町の約19倍。
 三好町は奈良から鎌倉時代にかけて栄えた一大窯業生産・猿投窯の一角として国内最高級の陶器を生産していた焼き物の里。町内にはいたる所に古窯跡があり、その数、約200基。
 かつて干ばつに苦しめられたが、苦難の工事を通して三好池が造成され、農業、生活用水を確保した。  この水確保の歴史が同町にとっては大きな誇り。その水源ともいえる木曽地方との町村間との交流も盛んだ。