道北日報2001年月別ヘッドライン
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【11月】

農村体験、3人が延長滞在を決意

 和寒町は第二のふるさと―道外の女性に和寒町で5ヵ月間にわたって農村の生活を楽しんでもらう都市女性農村生活体験事業が10月末で終了した。
 31日には「惜別会」が開かれ、4人はそれぞれに5ヵ月間の思い出を語った。このうち3人は今後もしばらく町内に残る決意を固めていて、楽しい時間を過ごしながら受け入れ農家の家族と絆を深めていた。
(写真=惜別会に臨む実習生たち)

市内110戸に「こども110番」を設置
 児童や生徒の安全な暮らしを守っていこうと、士別警察署・士別市防犯協会・士別市教育委員会の三者は1日から「こども110番の家」を実施している。
 これは子どもたちが犯罪などに巻き込まれそうになった時、この家に駆け込むと警察に通報、警察官が来るまで安全確保をしてくれる緊急避難所。市内の小・中学校から推薦された事業所や個人宅110戸が市教委から委嘱され、委嘱先は看板を設置している。実施団体の三者は「子どもたちの救済はもちろん、事件・事故の未然防止にも役立てたい」と話している。
(写真=「こども110番の家」の看板を掲げる協力者)

士別商工会議所の会頭に佐藤安司氏
 士別商工会議所の第189回臨時議員総会が1日士別プリンスホテルで同会議所議員や関係者50人が出席して行われ、会頭、副会頭、専務理事などを選任した。
 人事にかかわる今回の臨時総会では中村会頭が健康の都合上で議員退任を申し出たこともあり、実質的には新会頭の選任総会にもなった。
 会頭以下、副会頭、専務理事、常議員、監事いずれも選考委員による審議を経た。
 会頭には佐藤安司氏(68歳)、副会頭には現職の江端捷浩氏(62歳)、新任の桜庭健氏(61歳)が選任された。専務理事には小西裕氏が再選となっている。
 佐藤氏は佐藤建設管理渇長。昭和48年に会議所に入り、平成9年から副会頭を務めている。

「サポートセンターしべつ」が完成、福祉・保健の拠点に
 旧名寄保健所士別支所が今年3月で廃止され、その建物を士別市が改修していたが、このほど改修工事が完了した。新しい施設の名称は「サポートセンターしべつ」として、16日にその開所式が行われる。
 この施設には、士別市社会福祉協議会と名寄保健所士別受付窓口、士別地方食品衛生協会事務局が入ることになっており、開所式を前に12日から施設での業務を開始する。

北部団地の建てかえ6棟172戸に
 士別市は、来年度から北部団地の建替えを計画している。
 当初の概要では、2007年度までに3階建てと5階建ての中・高層棟、7棟172戸に再編して改築する予定だったが、公営住宅の整備基準が改正になったことなどで、当初の事業概要を変更。2階建てと4階建ての低・中層棟、6棟172戸とすることにしている。

インフルエンザ予防接種の補助、法改正で急きょ対応
 予防接種法の改正で、65歳以上のインフルエンザ予防接種が定期予防接種として法制化された。士別地方の一市三町ではこの法制化に伴い、65歳以上のインフルエンザ接種に対して、接種料金の補助を行うことにしている。
 士別・剣淵・朝日の一市二町は65歳以上に対して1回1500円の補助を行うが、和寒町はすべての町民に対して1回1000円を補助することにしている。
 
瀧上氏を助役に選任、穴井氏繰り上げ当選
 朝日町議会第5回臨時会が9日に開かれ、任期満了に伴う助役の選任では、瀧上敬司氏(53)=総務課長=の選任が決まった。
 臨時会では、繰り上げ当選となった穴井芳明議員(72)の議席指定と常任委員会委員の選任を行ったあと、一般会計補正予算を可決。
 昨年度の各会計決算認定を決算審査特別委員会に付託した。
 任期満了に伴う助役の選任では、提案通り瀧上氏の選任を可決した。
 瀧上氏は、朝日町の出身。士別高校卒業後、1966年に朝日町役場職員となり、総務課町民係長、財政課財政係長などを経て、91年に総務課長、95年に産業課長、98年からは再び総務課長をつとめてきた。

一市三町の広域保育、受入は4件
 和寒町から中川町までの上川北部十市町村は、市町村の枠にとらわれず認可保育所を選択できる広域保育に関する協定を交わしている。
 これまで、広域保育の受け入れを行ったケースは一市三町でわずか4件だが、乳幼児を育てている保護者にとっては、保育所の選択肢が広がることで広域保育が日常生活面での大きな支えとなっているようだ。
 
士別市、ボランティアで新ピアノの「ならし弾き」
 市民文化センターに備えられているコンサートピアノ更新を記念して、十二月三日にピアノリサイタルが開かれる。リサイタルは国際的ピアニストの舘野泉さんを迎えることになっているが、当日よりよいピアノの響きを観客に伝えたいと、リサイタルの実行委員が十四日から新ピアノの「ならし弾き」をしている。
 新しいピアノは鍵盤の馴染みや音の響きがないため通常、導入から三カ月間弾き込んでそのピアノを最良の状態に持っていく。さらに、使用頻度が少ない場合はその後も一カ月に三〜四日間は鍵盤に触れ、その状態を維持することが必要という。
 同センターの新ピアノは国内のコンサートピアノでは最高峰といわれるヤマハの「CFVS」で十三日に納品。リサイタルまで二週間ほどしかないが、舘野さんの演奏をよりよいピアノの状態で聴いてもらうため、実行委員がボランティアで「ならし弾き」を始めた。
 ならし弾きは同センターで行事がない日時以外はほぼ毎日行う。午前〜夜間を四つの時間帯に分け、全鍵盤の半音階往復などすべての鍵盤を必ずならす要領に沿い、一人二時間ずつ、二十人が交替でピアノを弾く。
 さっそく十四日にピアノを弾いた委員の一人は「音の響きがいいですね」と気持ちよさそうに演奏をしていた

士別市の夏季合宿実績、前年比14%伸び
 士別市教育委員会はこのほど、今年上期(4月〜9月)の合宿実績をまとめた。これによると、夏期合宿で士別を訪れた選手は77団体、延べ10、241人となっている。
 昨年同時期に比べ団体数は1チーム減となったが、延べ人数は1、289人で14%アップした。また、ハーフマラソン大会など各種大会で士別に宿泊したのは97団体、延べ4、519人でこちらも前年比を大きく上回った。市は合宿受け入れを初めて20数年になるが「合宿だけで1万人を越えたのは初めてでは」(市教委)と話す。「合宿の里」はしっかり根付いているといえそうだ。

士別産牛肉の安全性をPRしようと試食会を開催
 士別産牛肉の安全性を市民にPRしようと、士別市農協肉牛組合(16戸)は12月1日に、レストラン「羊飼いの家」バーベキューハウスで「士別産牛肉を食べようフェア」を開催する。組合では、フェアを通して士別産牛肉の安全性をPRし、牛肉の消費拡大を図っていきたいとしている。
 士別市内では約1万1千頭の肉牛が飼育されているが、牛海綿状脳症の影響で生産者は大きな打撃を受けている。
 士別市内の酪農家では、牛海綿状脳症発生の原因とされる肉骨粉を含む資料は一切使用しておらず、検査体制も整っていることもあって、安全性に問題はないとしている。
 しかし、牛肉の消費低迷による価格の暴落がいつまでも続けば、経営に支障をきたすとして、今回生産者が立ち上がり試食会を開催することになった。
 「士別産牛肉を食べようフェア」と名づけた試食会では、士別産黒毛和牛の検査済み牛肉を用意。
 牛肉の安全性に関する情報提供を行いながら、士別産牛肉の安全性をPRし、消費拡大につなげていこうというもの。
 試食会では、牛肉の食べ放題を行い、さらに1キロの牛肉を持ち帰ってもらうことにしている。
 会券は小学生以上1人千円で、士別市農協本所金融窓口(3−2115)、多寄農協金融窓口(6−2321)で扱っている。
 生産者がこうした試食会を開催するのは、今回が初めて。
 肉牛組合では「この機会に士別産牛肉の安全性を、大いにアピールしていきたい」と話している。

上川北部9土地改:12月6日に予備調印式、名称は「てしおがわ土地改良区」
 上川北部9土地改良区の、合併に関した予備調印式が12月6日に士別グランドホテルで行われることになった。すでに合併に参加する各土地改良区では臨時総代会・総会を開き、予備調印の承認を得ている。
 合併基本構想では、「てしおがわ土地改良区」を存続区とすることになっており、来年2月に一斉に行う総代会・総会で解散議決が得られれば、来年4月1日から新土地改良区がスタートすることになる。 

Jリーグの川淵氏から「チャアマン杯」が士別市に届く、スポーツサミット縁で
 Jリーグのチェアマンである川淵三郎氏から士別市に「チェアマン杯」が贈られた。18日に島根県出雲市で行われたスポーツによるまちづくり全国自治体サミット」のパネラーで出席した田苅子進市長が、基調講演の講師として訪れていた川淵氏らと、控え室でサッカー談義をしているときに、川淵氏から「私からプレゼントさせてください」との申し入れを受けた。
 その後、21日に川淵氏から突然「チェアマン杯」が市に届き、田苅子市長も「すごい物をいただいた。子供たちへのプレゼントとして、夢のある活用を考えていきたい」と話している。
 士別市で1回目の「スポーツによるまちづくり全国自治体サミット」は今年で3回目。
 今回は、出雲市の市政施行60周年記念として同市で開催された。
 サミットでは、田苅子市長がパネラーとして出席したほか、基調講演の講師として川淵氏が講演。
 さらに、元NHKキャスターの宮崎緑さんをコーディネーターとして、元NHK解説委員の西田善夫さん、元オリンピック水泳選手の長崎宏子さんらもパネラーとなり、パネルディスカッションが行われた。
 基調講演後、控え室で川淵氏を囲みサッカー談義が行われたが、そのときに田苅子市長が天塩川河川敷に開発局が立派な芝のグランドを整備してくれたこと、サフォークランド士別サッカークラブが毎年、全国・全道からサッカー少年を集め、手作りの大会を開いていることなどを紹介した。
 その話しを聞いていた川淵氏が「市長さん、私からプレゼントをさせてください」との申し入れを受けた。
 士別に帰ってきて、川淵氏の申し入れをどのように対応しようかと、サフォークランド士別サッカークラブの大谷会長と相談しようとしたところ、21日に突然「チェアマン杯」が市に届いた。

剣淵町:大澤町長9選果たす、町議選も無風で当選
 剣淵町の町長・町議会議員選挙は27日、告示を迎えた。午後1時の時点で、町長選の立候補を届け出たのは現職の大澤秀了氏(76)=僧侶=のみ。町議選の届け出は当初の予想通り定数と同数の14人だった。
 町長選、町議選とも数日前までは選挙戦突入の可能性が高いとされ、町内の選挙ムードも高まっていたが、結局は無風選挙に落ち着いたことで、町民の関心は当面の課題である絵本の館建て替え問題へと移っている。早急な結論を必要としているだけに第9期大澤町政と新たな町議会の手腕に期待がかかっている。
 
士別市DV等被害者支援連絡会議」が設立
 パートナーからの暴力(ドメスティック・バイオレンス、DV)や児童虐待などから被害者を守ろうと、「士別市DV等被害者支援連絡会議」が設立された。26日には、会議を構成する市の関係部署から約20人が出席し、市民文化センターで第1回目の会合が開かれ、情報交換などが行われた。
 市は、DVや児童虐待など被害者の相談や支援要請に対し、市役所福祉課や市立病院などのほか家庭・母子相談員、人権擁護委員ら約20の関係機関がそれぞれ対応にあたっている。
 今回設立した同会議は、これら関係機関が連携して基本的人権を侵害する暴力などから被害者を効果的に救済・保護しようと立ち上げた。DVなどのない社会実現も視野に入れている。
 
男女共同参画アンケート:性別役割意識は強く
 士別市は20歳以上の市民1000人を対象に「男女共同参画に関する市民アンケート」を実施していたが、このほどその集計結果がまとまった。
 それによると、男女とも8割近い人が「女性の社会参加を進める必要がある」と認識している一方で、「男性は仕事、女性は家庭」といった性別による役割意識が強いことがわかった。また家庭・社会・法の制度にもとでは男性の方が優遇されている、と感じていることも明確になった。このアンケートの結果は来年度策定予定の「士別市男女共同参画行動計画」(仮称)に反映させる。
 
23戸が出資し自給飼料供給システム確立
 士別市内の23戸の酪農家が集まり、飼料コントラクター組織となる有限会社デイリーサポート士別(玉置豊代表取締役)を設立した。
 同社は、機械の共同利用などを中心とした従来のコントラクター組織とは違い、構成員の飼料畑を一体的に管理しながら生産した飼料をミキシングし、各戸に配送するまでの業務を行う、自給飼料供給システムの構築を図ろうとするもの。実質的には、再来年8月から飼料の宅配を行っていくことになるが、玉置代表取締役は「互いに助けあっていくことで、士別の酪農を盛り上げていきたい」と話している。


【12月】

スノーモビルランド:羊と雲の丘にもコースを設定
 士別市の冬のイベントとして、士別同友会カントリークラブをコースとして開いている「スノーモビルランドイン士別」は、来年1月18日に開園することになっている。実行委員会(岩崎千孝実行委員長)は今シーズン、士別市の観光拠点ともなっている羊と雲の丘の観光振興を図るため、試行的にレストラン「羊飼いの家」周辺にもコースを設け、スノーモビルランドを実施することにしている。

朝日町:現職町議、選挙違反で二人目の逮捕者
 士別警察署と旭川方面本部捜査課は30日、朝日町登和里3866の農業で同町議会議員である森川英治容疑者(53)と妻の直美容疑者(52)を、公職選挙法違反(買収)の疑いで逮捕した。
 調べによると両容疑者は、9月9日に投票が行われた町議会議員選挙にからみ、告示前の8月上旬ごろ、町内の有権者10数人に対して、数千円相当の果物を配り、本人への投票と家族などの票の取りまとめを依頼した疑い。
 両容疑者は、大筋で容疑を認めている。
 森川容疑者は、1993年に町議会議員に初当選し、今回の選挙では118票を獲得し9位で3期目の当選を果たしていた。
 議会内では現在、産業建設常任委員長をつとめている。
 今回の町議会議員選挙に絡んでは、すでに玉置洋一前町議(10月に辞職)が、有権者に現金を配ったとして逮捕・起訴され、懲役1年・執行猶予5年の有罪判決を受けている。
 
水田確立助成金:年内未払分の約4・5億円を市が融資
 士別市は、地域経済活性化促進事業を実施するため、その必要な事業費を補正予算に計上し、11日から開かれる市議会第4回定例会に提案する。
 地域経済活性化促進事業は、水田農業確立助成金の年内未払い分を、農協を通じて各農家に無利息で貸し付けるもの。さらに、狂牛病の風評被害で消費が落ち込んでいる牛肉について、その消費拡大を図るため、全市連合大売出しの福引景品として牛肉と牛肉料理食事券を出すことにしている。事業費は、4億4513万円を計上している。

「道北車イスの会」が発足
 車椅子利用者らの親睦を図ろうと、旭川以北では初めてとなる、道北車イスの会(本郷弘幸会長、20人)が5日に発足した。同会には、和寒町から風連町までの車椅子利用者や会の趣旨に賛同する人たちが会員となっている。
 当面は、会員の親睦や情報交換を中心とした活動を行っていくが、車椅子利用者の立場から、行政などに対して「みんなに優しいまちづくり」などの提言も行っていきたいとしている。

和寒中学校のエコマネー、町内流通始まる
 エコマネーで感謝の気持ちのやりとりを―と和寒中学校は地域のボランティアを振興するため「エコマネー」に取り組む。
 感謝の気持ちを伝えたいときにメッセージを添えて受け渡しができる手作りの紙幣のことで、全道的にも珍しい取り組み。
 生徒で運営するエコマネー事務局では「浸透させるには時間が必要だが、将来的には全ての町民が気軽に使えるようになってくれれば」と夢を抱いている。
 和寒中学校のエコマネーは「HEART(ハート)」という名称で、ボランティアをした時間の長さによって50ハート(15分以下)、100ハート(30分以下)、500ハート(45分以下)、1000ハート(1時間以下)、2000ハート(1時間以上)の5種類を用意する。
 ボランティアを受けた側がボランティアを提供した側に対して感謝の気持ちをあらわしたいとき、それに要した時間に見合ったエコマネーを支払うことで、ボランティアの精神を目に見えるかたちで広げていくというしくみ。受け取った側は自分がボランティアを受けた側になったとき、そのエコマネーを相手に支払って感謝を伝えることができる。

上川北部9土地改良区で合併予備契約調印式行う
 上川北部9土地改良区の合併予備契約調印式が6日、士別グランドホテルで行われた。今回、予備調印を行ったことで、来年4月1日には道内2番目の事業規模となる「てしおがわ土地改良区」が誕生することになる。
 広域合併するのは、上川北部2市4町の天塩川、士別、士別川、上士別、温根別、剣淵、和寒、名寄、風連の9土地改良区。 合併基本構想によると、9土地改良区の対等合併とし、現在の天塩川土地改良区を存続区として、名称を「てしおがわ土地改良区」とすることにしている。
 合併後の事務所については、現在計画している大規模な国営かんぱい事業に合わせて建設。当面は、旧上川北部耕地出張所を仮事務所とすることにしている。
 合併後の事業面積は、1万9765ヘクタールとなり、2680人の組合員数を有する道内2番目の規模となる。
 今後は、2月8日に各土地改良区で開く総代会・総会での解散議決を得て、4月1日に広域合併した新土地改良区が誕生することになる。
 (写真=腕を組み発展を誓う9土地改良区理事長)

麦共済損害評価額:3年続けて「甚大な被害」
 上川北農業共済組合は、今年産の麦共済損害評価高をまとめた。
 それによると、共済組合全体の支払共済金額は8億9298万円で、補償額に対する支払共済金額の割合から算出する被害率は50・2%となり、共済制度始まって以来の災害年となった一昨年に次ぐ被害率で、麦に関しては3年連続で50%を超す「甚大な被害」を被ったことになる。また、水稲、畑を含めた、全体の支払共済金額は、概算で約11億7000万円となる。

和寒町ジュネスハウス:3棟目を建設、待機者もほぼ解消 
 和寒町は町内に居住・勤務する単身者向けの特定公共賃貸住宅「ジュネスハウスV」を北町に建設している。
 平成4年度までに三笠地区に二棟の単身者住宅を建設しているが、入居希望者が定員を上回っていて、現在の待機者は約20人に上る。新築する単身者住宅は1棟3階建て18戸で、これにより慢性的に多くの待機者を抱えている状態をほぼ解消できる。来年1月7日から入居希望者を受け付ける予定で、2月中旬から入居が可能になる。
(写真=建設中のジュネスハウス)

3町で生ゴミの広域処理を実施
 生ごみの広域処理を検討していた和寒町、剣淵町、朝日町の3町は実施計画の概要をまとめ、14日に発表した。
 処理施設はアースラブ菌という微生物の作用によって生ごみを消滅させる「コンポスト方式」を採用。建設場所は3町のちょうど中間地点にあたる和寒町の旧東和小学校グランド跡地。総事業費は約2億円で、2002年11月末までに完成させ、運用を開始する。
(写真=広域生ごみ施設処理の建設予定地の旧東和小)

士別中学校の耐力度調査、来年度に
 士別市議会第4回定例会が19日に行われ、総合計画前期計画の未実施事業については、吉越助役が「士別中学校・図書館の改築などがある」とした。
 士別中学校の改築については、来年度の耐力度調査を行い、07年度までに竣工したいとした。
 市立病院の駐車場確保では、三原紘隆事務局長が、来年度にリハビリ棟裏側に40台分の駐車場を整備するとした。氏)

コメのガイドライン、士別市はランク6
 道農協米対策本部委員会は、来年度からコメの生産調整でガイドライン配分の導入を決めているが、このほど各市町村のランクが発表され、士別市はランク6に入っている。
 水田農協経営確立対策におけるコメの生産調整は、従来まで面積による配分だった。
 道農協米対策本部委員会は、「売れるコメ作り」を目指していくため、来年度から高品質米や計画出荷比率を重視し、産地格差をつけるガイドライン配分の導入を決めている。
 このことにより、来年度の生産調整は従来の面積配分に加え、数量配分も行われることになる。
 ガイドライン配分の手法は、高品質米や計画出荷の比率、商品性など5項目の指標を設け、過去3年間のデータからそれぞれの産地を評価。
 得点の高い方から7ランクに区分し、ランクが下がるごとに作付面積を削減していくもの。
 今回発表となった産地のランク付けでは、最高のランク7には当麻町など6市町が入っている。
 士別市は、上から2番目のランク6に入った。
 このほかでは、和寒町と剣淵町が中間にのランク4に、朝日町がランク3となっている。
 士別市が上位ランクに入ったことで、来年度のコメの作付面積は、今年度よりもいくらかは増えることも考えられる。
 上川支庁は25日に、旭川市内で管内の市町村配分を決めることになっている。 
 
田苅子市長、2期目の出馬表明
 士別市の田苅子進市長(63)は21日、来年5月に行われる市長選挙への出馬を表明した。
 田苅子市長は、市議会第4回定例例会終了後にあいさつを求め「任期中の積み残しとなる政策課題や継続中のものもあり、これらを私の手で形に見えるものにしていくことが責務と自覚して、再び立起し、引き続き市政を担わせていただき、全力投球する決意を固めたしだいであります」と、再選に向けての意欲を示した。市長選は来年5月に行われるが、現在のところ他に擁立の動きは見られていない。

朝日町:市町村合併「反対」56%
 第3期朝日町総合振興計画を策定している朝日町が計画づくりの基礎資料とするために今年9月、町民800人に実施した意識調査の集計結果をまとめ、その資料を町民に配付した。
 集計結果は13項目に及び、主要な回答結果から「朝日町に住みやすさを感じ、公共施設の充実には満足しているが、就労の場や買い物、医療や福祉の体制には不満を感じ、将来はそれら整備を求めている」とまとめている。また、市町村合併には「反対」が56%と半数を超え、「賛成」はわずか1.6%だった。

絵本の館、白紙の状態から検討すべき
 剣淵町議会は25日、定例会を招集して議案審議と一般質問を行った。
 大澤秀了町長は一般質問の中で、老朽化が深刻な絵本の館の整備について「固定観念や既成概念を取り払い、今一度、純粋な白紙の状態から検討するべき。教育委員会を中心として必要な機能や広さ、場所を見定めたい。中心市街地活性化との連動もあり、商工会の意見も取り入れたい」と、過去の経緯にとらわれずに白紙の状態から検討し直す考えを明らかにした。

三好町との交流が加速しすでに400人
 士別市と愛知県三好町が、友好都市提携を結んだのが一昨年の10月。
 それを契機に、両市町の交流が盛んに行われてきているが、今年度だけで三好町から士別市に訪れた人たちは、これまでに271人にとなっている。また、士別市から三好町を訪問した市民は124人で、合計交流人数は395人となり、住民レベルでの交流がかなり盛んになってきていることをうかがわせている。