道立総合スポーツセンター誘致促進期成会
道立総合スポーツセンター誘致促進期成会はこのほど「道北地域における道立スポーツセンター基本構想提案書」を作成し、誘致に弾みをつけようとしている。あくまでもモデル的な構想書だが、その内容を紹介し、スポーツと道北のあり方を見つめてみたい。

第1章 総合スポーツセンターの必要性
1.道北におけるスポーツ振興  2.道北におけるスポーツ施設の現状  3.道北におけるスポーツ合宿の現状
4.今後の課題と総合スポーツセンターの必要性


第2章 道北地域における総合スポーツセンター基本構想
1.道北の風土  2.道北におけるスポーツセンターのあり方  3.施設の機能
4.施設の概要  5.場 所  6.運 営 
  



連載1  第1章 総合スポーツセンターの必要性 


1.道北圏域におけるスポーツ振興 
    道立総合スポーツセンター誘致促進期成会

 道立総合スポーツセンター誘致促進期成会はこのほど「道北地域における道立スポーツセンター基本構想提案書」を作成し、誘致に弾みをつけようとしている。あくまでもモデル的な構想書だが、その内容を紹介し、スポーツと道北のあり方を見つめてみたい。

地道な合宿の里の取り組み

高橋尚子選手・小出監督の招へいに

 近年、科学技術や情報の高度化など社会環境が大きく変化する中にあって、住民の健康や体力づくりに対する関心が高まり、ゆとりとうるおいのある生活を送るため、生涯にわたって多様なスポーツを行う機会が増大しております。
 北海道においても、「北海道スポーツ振興計画」を策定し、生涯スポーツの実現を目指した総合的な振興に取り組んでいるところですが、各市町村においても、誰もが気軽に楽しむことができるスポーツ・レクレーションからレベルの高い競技スポーツまで、住民スポーツ活動の振興に積極的に取組んでおります。
 この道北圏域においては、それぞれの市町村が、四季の変化に富んだ豊かな自然を生かしながら、幼児から高齢者まで、全ての人々がスポーツや余暇活動に親しめる環境づくりに努めており、士別市においては、昭和54年に「健康都市宣言」を行い、以来、平成11年に「スポーツによるまちづくり全国自治体サミッド99」の開催、平成13年10月にはマラソンの高橋尚子選手と小出監督を迎えての「きらめきトーク」の開催など、積極的な取組みを行っています。
 また近年は、全国の実業団や大学を中心に、陸上競技、ウエイトリフティング、スキー競技など、一年を通じ多岐にわたる合宿が行われており、これら選手たちとの交流や長年培ってきたJOCをはじめとする関係機関との連携の中から、住民のスポーツヘの関心や興味を育むとともに、国際大会や全国大会に多くの優秀な選手を輩出しているところでもあります。
写真上=提案書に示されている完成予想図。スポーツ広場やアリーナ、カーリング場もある。建設予定地として九十九山の東北側、小高い丘陵地に配されている。
周辺は自然と住宅街に囲まれ、交通の便も良い。自治体自ら具体的な構想案を示す一例。漠然とした将来性にもこうして先に先に積極的に案を出していく必要がある。

写真下=アトランタオリンピックに出場した橘選手や高橋尚子選手・小出監督を迎えての「トークin士別」などオリンピックに縁が深いのも、長年の合宿の里の取り組みが具体的に現れた成果。