道立総合スポーツセンター誘致促進期成会
道立総合スポーツセンター誘致促進期成会はこのほど「道北地域における道立スポーツセンター基本構想提案書」を作成し、誘致に弾みをつけようとしている。あくまでもモデル的な構想書だが、その内容を紹介し、スポーツと道北のあり方を見つめてみたい。

第1章 総合スポーツセンターの必要性
1.道北におけるスポーツ振興  2.道北におけるスポーツ施設の現状  3.道北におけるスポーツ合宿の現状
4.今後の課題と総合スポーツセンターの必要性


第2章 道北地域における総合スポーツセンター基本構想
1.道北の風土  2.道北におけるスポーツセンターのあり方  3.施設の機能
4.施設の概要  5.場 所  6.運 営 
  



連載 3  第1章 総合スポーツセンターの必要性 


3.道北圏域におけるスポーツ合宿の現状
   
道立総合スポーツセンター誘致促進期成会
 道立総合スポーツセンター誘致促進期成会はこのほど「道北地域における道立スポーツセンター基本構想提案書」を作成し、誘致に弾みをつけようとしている。あくまでもモデル的な構想書だが、その内容を紹介し、スポーツと道北のあり方を見つめてみたい。

上川北部の連携が必要に

唯一の交流人口定着への資源

 道北地域は、夏は冷涼で乾燥した爽やかな気候で、一方、冬には多くの雪が降りますが、厳しい寒さによって極めて良好な雪質となることから、それぞれの地域がその特性を生かし、各種スポーツ合宿の積極的な受け入れを行っています。
 これらスポーツ合宿の受け入れは、経済的にも大きな効果が期待できることから、この地域においては、地域振興策の柱に据えられており、第3次北海道長期総合計画における「パートナーシップ計画」においても、道北地域振興の重要な施策のひとつとして、合宿のステージづくりが盛り込まれています。
 上川支庁管内におけるスポーツ合宿については、士別市・名寄市の陸上競技、東川町・朝日町・名寄市・音威子府村のスキー、和寒町の卓球・バレーボールなと北部圏中心に、年間約7万人の入り込みがあります。
 また、平成13年には、士別市営陸上競技場が日本オリンピック委員会(JOC)の競技別強化拠点にも選ばれるなど、大きな役割を担っています。
 過疎化の振興や経済不況などにより厳しい状況下にある本圏域において、スポーツ合宿の誘致は、今後の地域の振興策として極めて大きな意義をもっており、今後さらなる誘致活動を展開していくためには、広域的な連携のもとに各市町村が情報の収集や発信を図るとともに、宿泊施投やトレーニング施投を一層充実し、その活動の拠点となるよう整備することが急務であります。
写真上=あさひ銀行の合宿風景。このようにこの地方では夏になると実業団を中心に多くが訪れる。観光資源の乏しいこの地域では合宿が交流人口の定着に大きく貢献している。

写真下=朝日町の三望台シャンツェ。国内一流のジャンパーが訪れる。朝日町は合宿の受入ではこの地方ではもっとも早くに取り組んだ。