第2次世界大戦の傷跡がようやっと癒えはじめた昭和20年代末、昭和30年代から半生期が経過しました。この間、道北地方も大きく変遷を遂げました。自治体合併論議や農協合併の具元など地域の枠組みも新しい時代の到来を予感させています。そこで本紙では50年前の道北日報紙面をひもとき、この地方の動きを見つめ直してみたいと思います。なお、この連載は随時掲載します。



                   50年前の道北日報紙面から

   ■昭和28(1953)年  9月

  ヤミ米買い漁るカツギ屋
 
 9月3日付=今はない北海道拓殖銀行の士別支店が移転完成している。
 9月17日付=コメの不作で士別地方でもヤミ米を買い漁る業者の暗躍が報じられている。彼らは「カツギ屋」と言われていた。
 9月17日付=家畜を荒らす野犬の被害が増加し、保健所が捕獲に乗り出す。
 9月17日付=「カツギ屋」もいれば、理髪の「もぐり業者」まで士別に登場した。この業者の大半は女性。民家を訪ねては理髪する。料金は80円から90円。このため保健所では取り締まりの強化に乗り出す。
 9月27日付=自転車の盗難が報じられている。当時のこの自転車の価格は2万4千円。今より高い。50年前、自転車は高級品だった。

 【広告余話映画案内をみると、士別劇場で現代版シンデレラのようなアメリカ映画の「銀の靴」が上映されている。国勢座では森雅之、久我美子、三国連太郎が出演する「再会」。

■ 01 病院全焼、未曾有の洪水
■ 02 自治体広域の釣り大会も
■ 03 ヤミ米買い漁るカツギ屋
■ 04 嫁入り費用は10万円
■ 05 4町村合併の記事散見
■ 06 合併か自立か、切迫か
■ 07 犬が集団で市街地闊歩
■ 08 1日に1人増える時代
■ 09 浅野さんが全国大会に
■ 10 悲嘆にくれる市民
■ 11 根強い公務員志向
■ 12 市議会議員定数81人
■ 13 新築市立病院が火事に
■ 14 ミス職場
■ 15 ミス女給
■ 16 制限速度30キロ
■ 17 赤ちゃん1日平均2.3人 
■ 18 無鑑札の自転車には過料
■ 19 ふたつのマーケット開店
■ 20 「だ」「べ」は使わぬように
■ 21 今度のミスコンは「ミスさくら」
■ 22 金属泥棒が横行
■ 23 テレビの広告が出現
■ 24 五目並べの国際大会?
■ 25 不良石炭混入の石炭販売