士別市内でトレッキング〔山麓(さんろく)歩き〕を愛好する仲間たちの山行記を連載します。市内を含め、この近郊には人間がいまだ足を踏み込んだことのない未踏地もあり、自然の魅力がいっぱいです。そんな自然の再発見を楽しめれば、と愛好者たちは今日もスノーシューズを雪跡に残して、前進しています。連載は随時です。

  道北日報
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01 乙部山―1
02 乙部山―2
03 日向越冬白鳥
04 無名山―1
05 無名山―2
06 丸山―1
07 丸山―2
08 水道山―1
09 水道山―2
10 小平蘂岳―1
11 小平蘂岳―2
12 天塩岳―1
13 天塩岳―2
14 天塩岳―3
15 於鬼頭岳―1
16 於鬼頭岳―2
17 於鬼頭岳―3

丸山―1 温根別の最高峰に挑戦
 

 今回で4度目の丸山挑戦だ。
 1度目は2年前の1月、あまりの雪の多さに途中でリタイヤ。
 2度目は同年2月4日、見事にリベンジを果たした。
 3度目は去年の3月末、小雨の中を登った。郵便配達の人からは「雨の中、好きだねえ」と言われた。

 そして今回……2003年2月2日。初めての快晴。今日は急きょ予定があいたので、隊長をはじめ4人のパーティで目指すことになった。

 9時、すばらしいお天気の中、士別を出発。

 学田峠からは幌加内の山々がきれいに見え、「あれが小平蘂岳だろうか」などと写真を撮りながらの出発だ。

 温根別北線を順調に進み、元の北温小学校まであと2キロという地点の農家の庭先に車を停めさせてもらい、出発準備。

 眩しいくらいに晴れ渡った青空の中、9時40分出発。

 最初は、林道歩きだ。

 思ったほどラッセルはなく、楽チンスノートレッキングを予想させたものの、雪が重く、気温が高いこともあり全身から汗が噴きだす。

 体温調整のため上着を脱ぎリュックにしまう。そして再び歩き始めた。

 30分ほど歩いたところで、木の根っ子にポッカリあいた雪の穴を発見。ごく最近まで、住人が住んでいたようだ。さて、どんな動物がいたのだろう。こんなことを見ながら歩くのも、冬ならではの光景だ。

 また、1時間ほど歩くと、鹿が遊んだ場所も見つける。
 寝たと思われる場所や木の皮を食した場所もある。

 そこを見た隊長は、大雪の「神々が遊ぶ庭」に引っ掛け、「鹿たちが遊ぶ庭」と命名。自然をこよなく愛する隊長ならではの発想で、思わず笑みももれる……。

【今日の行程】
行 先 丸山(432・7メートル)
標高差 261メートル(累積標高差265メートル)
距 離 片道2・1キロ
時 間 登り1時間40分 下り40分
道 具 スキー2人、スノーシュー2人
(文責 文責・写真:幸)
(写真=山頂を目指して登坂が続く)