士別市内でトレッキング〔山麓(さんろく)歩き〕を愛好する仲間たちの山行記を連載します。市内を含め、この近郊には人間がいまだ足を踏み込んだことのない未踏地もあり、自然の魅力がいっぱいです。そんな自然の再発見を楽しめれば、と愛好者たちは今日もスノーシューズを雪跡に残して、前進しています。連載は随時です。

  道北日報
ヘッドライン


01 乙部山―1
02 乙部山―2
03 日向越冬白鳥
04 無名山―1
05 無名山―2
06 丸山―1
07 丸山―2
08 水道山―1
09 水道山―2
10 小平蘂岳―1
11 小平蘂岳―2
12 天塩岳―1
13 天塩岳―2
14 天塩岳―3
15 於鬼頭岳―1
16 於鬼頭岳―2
17 於鬼頭岳―3

冬の天塩岳―3  頂上で別のパーティーと

 最初にピークに立ったのは私たちだけだったが、私たちが登った反対の稜線から2つ目のテントのパーティ5人が登ってきた。帯広から来たパーティらしい。ちょうど集合写真を撮ろうとしていたところだったので、シャッターを頼み、一緒に入ってもらった。

 山頂でのんびりしていると、遠くからエンジンが聞こえる。「なんだ〜〜」と音のほうを振り向くと、スノーモビルの軍団が近くまで来ている。なんと、総勢10台ほどだ。
さすがに私たちのいる天塩岳の本峰には来なかったが、西天塩岳のピークに集結したようだ。いくら道立公園でスノーモビルの規制を受けない地域とはいえ、実際に目にしていい気持ちはしない。一日も早いスノーモビルの乗り入れ規制を期待したいものだ。

 山頂で休むこと40分。おにぎりとカップ麺で空腹を満たし、すばらしい展望を充分堪能したところでピークを後にする。山スキーのシールを外し、下りる準備だ。
リュックを背負い、風で固まった斜面を慎重に降りる。スキー技術が未熟なこともあって、転ばないようにブレーキをかけながらゆっくり降りる。
デコボコ斜面の衝撃を足で受けるため、太ももがバンバンになる。途中で何度も止まり、休み休み降りる。途中の急斜面は旗門をくぐりぬけるように木々の間を滑りたいものだが、疲れ果てた身体は思うように動かない。

  やっとの思いで、急斜面を降りきり、長い林道歩きだ。その林道も1時間で歩いた頃には、ようやく車が見えてきた。2時間30分。全ての行程が終わり、長い1日だった。
途中、上川町でラーメンをすすり、家路を急いだのであった。(文責・写真/幸)
(写真上=天塩岳から見た大雪の山々)
(写真下=ピークで記念撮影)

【今回の行程】

 行き先 天塩岳1557・6m(渚滑コース)
 標高差 997m(累積標高差1037m)
 距離 片道7・1km
 時間 登り6時間、下り2時間半
 道具 スキー3人