士別市内でトレッキング〔山麓(さんろく)歩き〕を愛好する仲間たちの山行記を連載します。市内を含め、この近郊には人間がいまだ足を踏み込んだことのない未踏地もあり、自然の魅力がいっぱいです。そんな自然の再発見を楽しめれば、と愛好者たちは今日もスノーシューズを雪跡に残して、前進しています。連載は随時です。

  道北日報
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01 乙部山―1
02 乙部山―2
03 日向越冬白鳥
04 無名山―1
05 無名山―2
06 丸山―1
07 丸山―2
08 水道山―1
09 水道山―2
10 小平蘂岳―1
11 小平蘂岳―2
12 天塩岳―1
13 天塩岳―2
14 天塩岳―3
15 於鬼頭岳―1
16 於鬼頭岳―2
17 於鬼頭岳―3

於鬼頭岳(おけとだけ)―3

  愛別の平地も見え絶景

           2003年3月1日(土)   (標高1176・2m)

 9時30分。川に沿って付けられた林道も終点となり、沢も細くなったことから、小高い尾根を登ることにした。ここは木が少なく、スキーにはもってこいの場所のようだ。

 この付近から風が強く吹き始める。風速10mはあるだろうか。ちょうど去年の旭岳での凍傷事件が頭をよぎる。しかし、今日は風は強いが雪は降っていないので、凍傷にはならないと思うが、念のため目出し帽をかぶる。

 そうこうしているうちに、稜線に出た。遠くの山々まではっきり見えるが、天塩岳は雲で見えない。残念だ。稜線の風は強い。20m近いかもしれない。標高1100m付近の風をしのげる場所で休憩を取り、最後の登りに備える。

 11時10分。急斜面を登り切り、於鬼頭岳の頂上かと思ったが、もっと先にピークが見えた。ここは、於鬼頭岳の手前、1166m峰だった。ここから一気に40mほど下り、また急斜面を登らなければならない。慎重に下ったのだが、アクシデント発生。私のスキーのシールが外れた。私はスキーをデポし、つぼ足で登ることにした。つぼ足は辛い。ぬかってなかなか歩けない。みんな先に行くが、私は一歩一歩ゆっくり歩く。(文責・写真/幸)
(写真上=頂上で眺める素晴らしい景色)
(写真下=樹木が少ない斜面でスキーを楽しみ)

【今回の行程】

行 先 於鬼頭岳(おけとだけ:1176・2m)
標高差 683m(累積標高差711m)
距 離 片道5キロ
時 間 登り3時間30分 下り1時間30分
道 具 スキー4人、スノーシュー2人