天塩川の源流を探し求めて流域市町村の職員らが8日、天塩岳登山を行った。参加者たちは険しい山道を乗り越えた先に見事、源流の地を確認した。
 朝日町で今月26日と27日に開催される「森と湖に親しむつどい」(国土交通省など主催)に関連するイベント。
 天塩川は道内第2位の長さを誇る大河で、その源流を探し求めることで、森や河川の重要性を再認識し、流域市町村の環境に対する意識を高めようと北海道開発局の旭川、留萌の両開発建設部が企画。流域13市町村に参加を呼びかけた。この日、登山に参加したのは8市町村と両開発建設部の職員ら約50人。
 午前7時にふもとのヒュッテを出発した一行は険しい旧道コースに進路をとって、源流が湧いているとされる沢に向かった。
 途中、急流が目の前に迫った山道や岩だらけの急斜面などの難所が数多くあり、かなりの危険が伴う場面も。
 登山開始から約3時間、標高1288メートルまで辿り着き、ようやく源流に到着。源流を覆うように残っていた雪渓の上に立ち、大河の源を確認した達成感を味わった。
 後日、この地に「源流の碑」が建立されることになっていて、名寄河川事務所の庄司雄三所長は「これを契機に流域の人々がこの清らかな水を下流まで守らなければならないと願う気持ちをより強く願ってもらえれば」と話していた。
 なお、この日の様子はビデオに残されていて、「森と湖に親しむつどい」で上映されることになっている。

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ぬかるんだ急斜面