【9月】
●台風18号:強風で屋根吹き飛び、倒木の被害相次ぐ=全国各地で猛威を振るった台風18号が8日、道北地方にも接近したことに伴い、士別地方でも屋根のトタンが飛ばされたり、公園の木々が倒れるなどの被害が相次いだ。
士別市内の小中学校はこの日、一斉に臨時休校となった。
また8日に開催する予定だった剣淵町・和寒町合併協議会も、台風の影響のため延期となった。
8日午後2時過ぎからは雨も降り始めており、風雨による被害はさらに拡大し、各地で交通止めとなり、市職員なども総出で現地を回り、被害状況を調査している。
●台風18号:一夜明け被害続々=台風18号は8日、道北地域も暴風域に巻き込み北上していったが、一夜明けた9日朝には1市3町でその被害状況が徐々に明らかとなってきている。
道北日報社の調べでは、9日午前8時30分現在で1市3町における住宅や公共施設などの全壊・一部破損は165件に達し、負傷者は15人となっている。
●剣淵町議会:一般質問の通告ゼロは過去10年間で初めて=剣淵町議会の第3回定例会が14日午前9時に開会する。今回の定例会では一般質問を行う議員が出ず、議案の審議のみが行われる。剣淵町議会では、この10年来の議会の中でも一般質問が無かったことはなかった。
●台風18号:農業関連で大きな被害、水稲では976ヘクタールにも、ハウスは850棟倒壊=台風18号は士別地方の住民生活を直撃したが、基幹産業である農業にも甚大な被害をもたらした。
北ひびき農協(尾形正捷組合長)の調べによると、暴風による1市3町の農業関連被害は、水稲の倒伏等が976ヘクタール、大豆倒伏等が334ヘクタール、小豆についても220ヘクタールの被害となった。
また農業施設の被害も大きく、概算による被害状況はハウス倒壊・破損等が約850棟、格納庫や牛舎などの被害が約970棟となった。北ひびき農協では今回の農業被害に対して組合長を本部長とする災害対策本部の設置を決め、今後の対応にあたることにしている。
●65歳以上の人口が26%超え高齢化加速=士別市の8月末現在における人口構成によると、65歳以上の人口は6000人超え、その構成比も26・64%となった。
前年同期に比べ構成比は0・51ポイント増加。全体の人口は294人減少しているのに対して、65歳以上の人口は38人増加するなど、士別市の高齢化は依然として進行しているようだ。
●住宅の半壊・破損は247棟、公共施設は34ヵ所=士別市は、市内における台風18号の被害状況をまとめた。それによると、住宅の半壊・一部破損は247棟となり、公共施設でも総合体育館や各学校など34施設において屋根のトタン剥離(はくり)などの被害を受けた。このほか、街路樹の倒木が105本、公園での倒木が31カ所で239本などとなっている。
●和寒町・剣淵町:住宅の破損187戸に、ハウスなどの被害も1047件=全道各地に被害をもたらした台風18号は剣淵・和寒にも大きな被害を与え、両町で住宅185戸が半壊や一部破損をした。剣淵町、和寒町では9日の早朝から役場職員が各地を巡回し、被害の状況をまとめた。
9日午後7時の段階での被害状況は、剣淵町で住宅8戸が半壊、100戸が一部破損、車庫や物置などの被害は188件、ハウスなどの営農施設は349件もの被害となった。 和寒町では住宅2戸が半壊、77戸が一部破損、車庫や物置などの被害は124件、ハウスなどの営農施設は698件の被害となった。
●台風の災害復旧で1億3千万円=士別市議会第3回定例会は17日、本会議が再会され04年度一般会計補正予算案など6件の議案を原案通り可決した。
一般会計補正予算では、台風18号に伴う公共施設の災害復旧費など1億3273万5000円を追加。
台風18号被害の災害復旧費については一般会計、公共下水道事業特別会計、水道事業会計あわせて総額で1億3062万6000円となる。
おもな内訳は、上士別中学校などの学校施設関係で2249万1000円、総合体育館などの社会教育施設で3309万5000円、市営住宅関係で2481万4000円などとなっている。
【10月】
●士別市職員数:97年から来年までで67人減少=士別市は職員の定員適正化計画を策定し、その計画に沿った職員の適正化を図っている。
03年度から5カ年の第2次計画では最終年度の職員数を368人としていているが、すでに来年4月でこの計画を達成する見込みとなっている。
●農家の納屋がアートに大変身=農家の納屋がアートに変身=上士別13線の農家山下成一さんの納屋に仙台、京都で活動している若いアーティストたちがそれぞれの感性で見事な絵を描き上げた。
納屋の壁に波のような花のような絵を描いていたBENEさんは「こんな広いところで描けるのはうれしい。自然ととけ込むような絵を描きたい」と話し、真剣に絵筆を走らせていた。
●新市建築計画案では概算事業費は428億円=士別市・朝日町合併協議会の第5回総務経済小委員会(牧野勇司委員長、15人)が13日、士別市役所会議室で開かれた。
この日は、新市建設計画案の実施計画事業における概算事業費が示された。
それによると、新市建設計画案における概算総事業費は234事業で428億5648万円となっている。
●合宿などの実績:1市1町で21577人=士別市と朝日町の教育委員会は、今年4月から9月末までの合宿等の実績をまとめた。それによると、士別市の合宿実績は114団体で延べ1万2082人。各種の大会参加者を加えると209団体で延べ1万6671人となる。朝日町の合宿等の実績は136団体で延べ4903人。このうち、サンライズホールを利用した文化系の合宿は30団体で延べ1220人となっている。
士別市と朝日町を合わせた合宿・大会等の実績は延べで2万1574人となる。
●予約制乗り合いシステム:1日平均乗車は6・55人=士別市で初めての取り組みとなる、予約制乗合システム「丘のランランバス」が9月1日から川西地区と上士別町南沢地区で運行となり1カ月が経過した。この1カ月間の利用状況は1日平均6・55人で、予約制乗合システム導入以前の1日平均乗車数を上回っている。
●新市の名称「士別市」で確認:議員定数は22人=新市の名称などを検討する士別市・朝日町合併協議会の合同検討委員会が21日、士別市民文化センターで開かれた。
合同検討委員会では、新市の名称を「士別市」とすることで確認。議会議員の定数および任期については、定数を22人とし最初の選挙に限り朝日町に選挙区を設け、その定員を4人とすること、さらに06年4月末まで在任特例を適用することも確認した。
●剣淵町の「まちの駅」論議は保留に=剣淵町・和寒町合併協議会の産業教育小委員会(大西義光委員長、12人)が26日、和寒町民センターで開かれた。この日は剣淵町が来年度に建設を予定している「まちの駅」についてその計画内容を示したが、和寒町側から反対意見が相次ぎ、この項目については保留となった。
●「道の駅」で主張対立し事態収拾つかず散会=剣淵町・和寒町合併協議会の総務福祉小委員会(塚崎正委員長)が29日、剣淵町民センターで開かれた。この日は、剣淵町が05年度に建設を計画している「道の駅」をめぐり、小委員会は両町の主張が対立。小委員会は予定していた協議項目の論議が行われないまま散会となった。
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