「簡易包装について・ノーレジ袋・マイバック運動について」アンケート結果

            道北日報社・士別市ごみ減量化協議会共同企画    2005.3.12 道北日報ヘッドライン

 士別市はごみ減量化推進の一環として01年度に、市内の商店や大型店で使用している包装類(レジ袋・包装紙等)の過剰包装自粛を呼びかける「簡易包装推進協力店」のプレートを配布した。簡易包装の推進やノーレジ袋は、家庭に持ち込むごみが削減されることにつながる。本社と士別市ごみ減量化推進協議会ではプレートの配布から4年ほどが経過したことで、商品を販売する側からみた簡易包装とノーレジ袋の取り組みについてアンケートを実施した。アンケートはプレートを配布した市内71店を対象に実施。「簡易包装について」「ノーレジ袋・マイバック運動について」の2種の調査を行った。本紙では3回にわたり調査結果について連載する。1回目の今回は「簡易包装について」のアンケート結果について紹介し、2回目は「ノーレジ袋」、3回目に全体的なまとめについて取り上げていきたい。
簡易包装について  ノーレジ袋  全体的なまとめ 

「簡易包装について」

販売店側に積極的姿勢、9割以上が「必要」と

 「簡易包装」に関するアンケートの設問は、自由記述を含め9問。
 まず「簡易包装を知っているか」の問いで「知っている」との回答は全体の約9割となる63件。「聞いたことがある」が5件で、「知らない」は3件だった。
 「簡易包装協力店」のプレートの提示については、6割以上にあたる45件が「提示している」と答え、「提示していない」は18件だった。
 プレートの配布先には家電品店や仏具店など、簡易包装にはあまりなじまないような業種も含まれており、それらを除けば一般小売店ではほぼプレートを店内等に提示しているようだ。
 客に対する呼びかけでは「常にしている」が13件で18・3%、「たまにしている」が30件の42・25%。
 これら2つの解答を合わせると6割以上が何らかの形で、客に対する簡易包装を呼びかけていることになる。
 逆に、客から「簡易包装を」と言われたことがあるかの問いでは、「ひんぱんにある」がわずか8件、「たまにある」が28件、「ほとんどない」が35件となっており、販売店側の呼びかけによって簡易包装の啓発につながることがうかがえる。

 「簡易包装は必要か」の問いでは、9割以上の65件が「必要である」と回答。
 6件ある「必要とは思わない」の理由としては、「簡易舗装は失礼だから」「お客様にメリットがない」「万引きと間違わないでいい」などとなっている。
 簡易包装推進のための効果的取り組みについては、「市の広報などによる市民へのPR」が最も多く51件、次いで「簡易包装に関した全市的な基準作り」が27件、「販売店側の積極的な呼びかけ」が23件などとなっている。
 こうしてみると、行政側の啓発に期待する一方で、物を売る側として積極的に簡易包装を呼びかけていこうとする姿勢がうかがえる。
 また「全市的な基準作り」の回答が2番目に多かったことは、販売店側としてどの程度まで包装を簡素化していいのかと言う戸惑いも表れているようだ。
 自由記述の意見では、簡易包装に特典をつけることについて「店の負担が増す」「経費が増すようなことはやめてほしい」などの意見があり、販売店側の負担が増すような取り組みには消極的な意見が多かった。
 また「店側から簡易包装をお願いすると『ケチ』と思われる」や「贈答品が多いのでなかなか言いにくい」など、消費者に簡易包装の意識が十分に浸透していないことを危惧する意見も目立っていた。