02 復刻版 道北日報紙昭和31年6月29日 【1丁目の巻】 一帯を宅地化
        ◎  ◎  ◎

  1丁目は大通り10丁目までの他の町内と比較して種々職業が雑多なところである。商店あり鍛冶屋、精米等の工場あり家並もそんなにはそろってはいない。
 しかし市街の美観のために協力しようとお互いに努力している。鈴蘭燈も広告塔のアーケードも出来た。小さなことだが大通りの水まきもこの町内が初手に始めたのだ。。 
         ◎  ◎  ◎

 ある人は1町内を評して偉い人?が沢山いる…≠ニいう。真実この町内には異色の経歴を持ったひとびとがかなり住んでいる。
 寺田医院の老先生は市開拓の先駆者として90歳の余生を今尚静かに送っているし、20代で町議に当選以来、今日まで士別商工会議所の会頭として活躍している幸田庄作氏も同じくこの町内の元老だ。
 道北土建業界の雄としてよくその名を知られている大野土建KKも繁一、忠義氏と二代続いてその事業権の確立と隆昌をたどっているのも町内自慢の一つに数えてよかろう。
 前町長の佐々木良五郎氏、現助役の中屋金次郎氏もいる。自転車業の山口保吉さんも町内の西園時公としてなにかと尽くしている。
         ◎  ◎  ◎

  大通り親睦会の会長・松下浩氏は将来の発展計画について「市街発展の現状から1・2丁目など大通りの北側は実際忘れられたような状態にあり変型的といってよい。これを是正するためにいろいろ町内会で相談しているが、神社通りのブロック住宅を含む一帯を宅地化して市の住宅街として神社山近辺を花見、祭典の時期だけでなく恒久化した九十九公園なるようなものを築きあげて行きたいと思っている」と語った